「表と裏」の法律知識
-
新生活を始める方へ、強引な新聞勧誘にはご注意を…筆者も18歳で“社会の洗礼”を
世の中は卒業・入学シーズンですね。この季節を迎えると、いつも大学生として一人暮らしを始めた直後のほろ苦いエピソードを思い出してしまいます。 僕が18歳の4月に一人暮らしを始めて1週間ほど経っ…
-
18歳、19歳がカモに…成人年齢引き下げによるAV被害が増える可能性
今年の4月1日は歴史的な日になります。それは民法の規定により長きにわたり「成人=20歳」「大人になるのは20歳」とされてきましたが、改正民法の施行により「成人=18歳」「大人になるのは18歳」と変わ…
-
話題の東谷義和氏「ガーシーch」の“法廷戦略”を読む…訴訟は織り込み済みで暴露か
芸能人の暴露話を披露する「東谷義和のガーシーch」が大きな話題になっています。「東谷義和のガーシーch」は、第三者から提供を受けたリアルな情報を暴露するのではなく、多くの芸能人らと交流してきた東谷氏…
-
オウム真理教 麻原彰晃の死刑執行は間違いだったのか
オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚(執行時63歳)の子が、2018年7月になされた死刑執行は違法だとして、国に100万円の損害賠償を求め昨年12月に東京地裁に提訴をしたとのことです。 …
-
岡口基一裁判官への弾劾裁判に注目 見せしめにしてはいけない
「弾劾裁判」という言葉を耳にしたことがありますか? 裁判所も独善に陥ってはいけないので、国会を介した民主的な牽制を受けます。具体的には「裁判官としての威信を著しく失わせる非行」があった場合などに裁判官…
-
使用済みマスクを販売する「マスク売りの少女」たちは違法か?
「マッチ売りの少女」ではなく「マスク売りの少女」がいま増えているそうです。つまり、女性が使用済みマスクをインターネットを通じて販売するのです。しかも1枚ずつ売るという手法だけでなく、サブスク型で定期購…
-
時代遅れの裁判所がコロナの“後押し”でやっとオンライン化?
コロナ禍がもたらしたよい変化のひとつとして、テレワーク、オンライン会議の浸透が挙げられるかもしれません。家でもできる仕事なのに1時間も電車に揺られて職場でやる。真夏の暑い中、スーツを着て取引先の会社…
-
今度は熊本県産アサリ…また起きた産地偽装はどこまでやったら違法か?
熊本県産アサリの産地偽装が発覚し「またか」「被災した熊本だから応援していたのに」という声が多く上がる一方で、思わぬ余波が話題になっています。アサリ産地偽装の風評で、アサリだけでなくハマグリも大量返品…
-
埼玉ふじみ野市立てこもり発砲事件と医師法 医師は患者を選べないのか
先日、埼玉県ふじみ野市の民家で立てこもり事件が発生し、人質となった医師鈴木純一さんが犠牲となりました。事件を起こしたのは、鈴木医師の元患者の息子である渡辺宏容疑者です。 渡辺容疑者は、鈴木さ…
-
「パパ活」「ギャラ飲み」女子の皆さん、確定申告が必要ですよ!
今月21日に発覚した池袋ホテル殺人事件は、被害者の82歳男性と被疑者の24歳の女性が「パパ活」をしていたということで注目を集めました。 「パパ活」は、専用のアプリができるなどそのニーズが高まっ…
-
公務員はユーチューバーになれない? 副業・兼業禁止は時代遅れ
テレビよりもインターネットを見る時間の方が多い時代になってきています。そして、携帯電話ひとつで誰でも動画投稿ができるようになり、ユーチューブなどの動画投稿サイトを通じて、世界中に表現をし、広告収益を…
-
大阪北新地の放火殺人事件 犯罪被害者は泣き寝入りしかないのか
昨年12月、大阪・北新地の心療内科クリニックで25人もの方々が亡くなる放火殺人事件。被疑者男性が同月30日夜、入院先の病院で死亡しました。 本来、被疑者の男性の犯行動機や経緯などが刑事裁判で…
-
親が子のお年玉を勝手に使うのは重大犯罪?
皆さんは、子どものころにお年玉をもらいましたよね。そのお年玉の使い道は覚えていますか? 親に預けたきりで、よくわからないという方も多いのでは──。 「子どものお金は親のお金」と勘違いされている…
-
小室圭さんの司法試験「不合格」報道で思ったこと 僕は4度目で合格した
今年も本当にいろいろな出来事がありました。その中で心に残っている、というか心に引っかかっているものの一つが小室圭さんのニューヨーク州司法試験不合格の報道です。事実としてこれが報道されてしまうことは仕…
-
子どもがお札をビリビリに…破れたお年玉はどうなる?
2021年も残りわずか、新年を迎えると子供たちが喜ぶお年玉の季節。お年玉は子供がお金の大切さを学ぶ機会ではありますが、幼児が誤って汚してしまったり破いてしまうというトラブルも少なくありません。 …
-
愛する犬猫はもう迷子にならない?「マイクロチップ法案」の中身とは
TwitterなどのSNSで、「【拡散希望】愛犬が迷子になってしまいました」という投稿をよく目にします。飼い主にとっては、ワラにもすがる思いなのでしょう。 しかし、今後は迷子になる犬猫がグッ…
-
鬼束ちひろさんに前科はつくのか? 蹴った相手が悪かった?
「え!? 何をしたの? なぜ?」と思った方が多かったのでは。 先月28日に、歌手の鬼束ちひろさん(41)が、臨場した救急車を蹴ったとして器物損壊罪の疑いで警視庁渋谷署警察官によって現行犯逮捕さ…
-
「転売ヤー」の行為は犯罪になり得る…白熱する日本Sの裏でも暗躍する実態
手に汗握る好試合が多いプロ野球日本シリーズ。楽しんでますか? ところで、この日本シリーズのチケットの転売が問題になっています。きっかけとなったのが、試合が行われた京セラドーム大阪のガラガラの…
-
「ファスト映画」に初の司法判断 待っているのは重罪です
今や誰しもがスマホやタブレットを持つ時代。動画配信サービスや動画投稿サイトも充実し、移動時間や空き時間に気軽に動画を視聴することができるようになりました。コンテンツが豊富になる中で、「忙しくて映画1…
-
消費者庁が初めて“豊胸サプリ”にストップをかけた事情
インスタグラムなどのSNSで、今まで自身の写真などの投稿をしていた人が、急に化粧品やサプリなどの写真を載せ、その商品をベタ褒めする投稿を目にしたことはありませんか。「○○クリニックに行きました」など…