一生見える目をつくる
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加齢黄斑変性(5)サプリを選ぶなら「フリー体ルテイン」を
「ルテイン」と「ゼアキサンチン」のサプリメント。「予防の段階で積極的に摂取すると、明らかに加齢黄斑変性の発症率が低下する」という臨床研究のデータがあります。今回はルテインのサプリの選び方のコツについて…
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加齢黄斑変性(4)ルテインとゼアキサンチンで進行リスク26%減
加齢黄斑変性とサプリメントの話を続けます。2001年の大規模な臨床実験で「予防の段階でルテインとゼアキサンチンを積極的に摂取すると、明らかに加齢黄斑変性の発症率が低下する」というデータが報告されまし…
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加齢黄斑変性(3)緑黄色野菜に多い「ルテイン」で発症率が低下する
加齢黄斑変性の進行抑制や予防に効果が期待できる──。そういわれているサプリメントについてお話ししたいと思います。 2001年、アメリカで大規模なサプリメントの臨床試験が行われました。この結果…
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加齢黄斑変性(2)視野の真ん中が波打って見えたら躊躇なく眼科へ
目の奥、眼底部分にある黄斑が何らかの原因でダメージを受けて起こる病気、加齢黄斑変性には、萎縮型と滲出(しんしゅつ)型の2種類があります。 まずはドライ型と呼ばれることもある、萎縮型について説…
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加齢黄斑変性(1)日本人で右肩上がりに急増する3つの理由
「加齢黄斑変性」という目の病気をご存じでしょうか。簡単に説明すると、目の網膜にある「黄斑」に何らかの原因で障害が起こり、視野の真ん中が見えにくくなる病気です。その名の通り老化が原因のひとつであるとされ…
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日焼け対策をしているのに日焼けをしていく意外な理由
あるテレビ番組で、紫外線に関してのアンケート結果が紹介されていました。それによると「肌を紫外線から守ることを意識している人は70%超え。一方で、目を紫外線から守ることを意識している人は50%に満たな…
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「まぶしさ」を放置してはいけない…偏光レンズのサングラスがおすすめ
目の寿命を少しでも長くするためには、日々小さな努力を積み重ねることが大切になります。 「まぶしさ」を放置しないというのも、そのひとつ。そこで私がみなさんへお勧めしたいのが、UVカットと反射光…
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熱中症の経験者は「白内障」のリスクが3~4倍高くなる
最近、白内障に紫外線が関係していることがわかってきました。金沢医科大学眼科学講座主任教授の佐々木洋医師らは、世界各地で紫外線の被曝量と白内障リスクの関連について調査し、発表をしています。 そ…
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紫外線をよく浴びる人によく見られる目の病気「翼状片」
季節を問わず日中、屋外での活動が多い方によく見られる目の病気が「翼状片」です。 主な原因は紫外線の暴露です。目も紫外線によって「日焼け」します。黒目は「雪目」のように目の表面にキズがつきます…
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強い紫外線は目にダメージを与える…瞼裂斑につながる危険
6月中旬から異例の猛暑となり、早くも夏バテ気味な人も多いのではないでしょうか。夏バテというと、先日知人からこんな連絡がありました。「ある情報番組で『目の夏バテ』という特集があったけど、見ましたか?」…
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糖尿病性網膜症で眼科医が非常に危機感を覚える所見がある
日本人の失明原因第2位の「糖尿病性網膜症」には「単純性」と「増殖性」の2つの段階があり、「増殖性」へ進行すると失明のリスクが高まります。 単純性の患者さんに眼底検査を行うと、正常な眼底と比べ…
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糖尿病性網膜症は一定ラインを超えると進行を止められない
糖尿病の3大合併症のひとつである「糖尿病性網膜症」。糖尿病が関係しているので、治療は、血糖コントロールが必須です。その上で、眼科での治療は、主にレーザー光線を使った「網膜光凝固」がメインとなります。…
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やたらと光をまぶしく感じるようになったら、すぐに眼底検査を
糖尿病の3大合併症のひとつに数えられる「糖尿病性網膜症」。糖尿病は「サイレントキラー」とも呼ばれるように自覚症状がないため、放置された状態のまま気づかないうちに病気が進みます。そして、ある日突然、体…
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糖尿病を放置すれば失明…眼科の検査で初めて異常がわかる
糖尿病の3大合併症のひとつであり、日本人の失明原因としても上位に挙げられるのが「糖尿病性網膜症」です。これは、糖尿病によって目の奥にある網膜の毛細血管が傷つき、出血を起こすことで、やがて失明に至る可…
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糖尿病性網膜症…高血糖が網膜の毛細血管へダメージを与える
糖尿病の慢性的な合併症の中でも代表的なものが「糖尿病性網膜症」です。この病気は、日本人の失明原因の第2位に位置しています。参考までに、失明の原因1位は「緑内障」、3位は「網膜色素変性症」となっていま…
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眼科医の私が「糖尿病にだけはなりたくない」と思う理由
今回は、一見すると目とは無関係に思える病気、「糖尿病」についてお話ししたいと思います。 私は日頃から運動を習慣にし、食べすぎや飲みすぎに注意しながら食事にも気を配っています。もちろん、「今日…
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コンタクトレンズは何歳まで使えるのか…50代以上も大丈夫?
「視力が下がっており、眼鏡は長期間使うと車酔いのような状態になるので、ソフトコンタクトレンズ使用を考えているのですが……」 50代の知人からこんな相談がありました。彼女が悩んでいるのは「この年…
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まつ毛ダニが増殖すると夜にまつ毛の根元あたりがかゆくなる
「まつ毛ダニ」、正式名称「デモデックス」について今回もお話ししたいと思います。 まつ毛の毛根や皮脂腺に寄生するごく小さなダニで、人の皮脂や角質をエサにしています。まつ毛ダニはどんな人でも目や顔…
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まつ毛ダニは繁殖すると治療必須…ピンセットで1匹ずつ取り除くことも
日本人の5割の人にいるといわれる「まつ毛ダニ」。前回、まつ毛ダニの症状を紹介しました。もしかして、と思ったら、すぐに眼科に行って診察を受けていただきたいです。 とにかく小さな虫ですから、肉眼…
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「まつ毛ダニ」は顔に生息する小さなダニ…日本人の5割に
今回は「まつ毛ダニ」についてお話ししたいと思います。 まつ毛ダニは、まつ毛の毛根や皮脂腺に寄生するごく小さなダニのことで、正式名称は「デモデックス」といいます。その大きさはわずか0.1~0.…