一生見える目をつくる
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犬の「涙やけ」は人間にも起こる…涙が排出されない涙流症
白目を覆う結膜がたるむ「結膜弛緩症」は、高齢者の多くに見られます。代表的な症状が「涙目」で、眼科医はこれを「流涙症」と呼びます。 流涙症は、何らかの原因で涙が鼻から喉のほうに排水されず、常に…
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「目の違和感」「しょぼしょぼ」「涙目」は白目のたるみの疑いあり
今回も「結膜弛緩症」についてお話しします。目の白目を覆っている結膜という部分が緩んで、たるんでくる病気です。「白目のたるみ」と呼ぶことが多いですが、正しくは「白目を覆う結膜のたるみ」となります。 …
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年を取ると白目もたるむ…結膜弛緩症は重度だと白目が黒目に乗り上げる
加齢によって「たるむもの」と聞いて、何を連想するでしょうか。ボディーラインやフェースライン、あるいは気持ちがたるむと思いついた人もいらっしゃるかもしれませんね。今回、眼科医である私がお伝えしたい「た…
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“かえるのCM”が印象的な「アイフレイル」とは?
アニメのかえるたちが、童謡「かえるの合唱(かえるのうた)」の替え歌をうたうACジャパンのコマーシャル。テレビで見たことがある人も多いのではないでしょうか。あのCMは日本眼科医会の提供で、かえるたちが…
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処方箋なしの「カラコン」で角膜表面が傷だらけ…
今回も、カラコン(サークルレンズ・カラーレンズ)の誤った着用で起こり得る目の疾患について説明します。 度数が合わないカラコンを使い続けると、まず懸念されるのは視力の低下です。目が無理にピント…
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カラコンでドライアイが悪化…目の病気の感染リスクが増大
コロナ禍でマスク生活が日常となり、カラコンは目元のコスメアイテムとして定着しました。10~20代では、ファッションに応じてカラコンを選んでいるとも聞きます。人気のインフルエンサーやタレントがプロデュ…
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「カラコン」正しく使ってる?不適切使用で角膜移植になることも
いまや日常使いも当たり前となった、カラーコンタクトレンズ。「カラコン」と略して呼んでいる方も多いでしょう。このカラコンは、「カラーレンズ」と「サークルレンズ」の総称になります。 カラーレンズ…
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重度の眼瞼下垂には健康保険適用の「前頭筋吊り上げ術」
後天性の眼瞼下垂で、保険適用で受けられる最もポピュラーな手術は「挙筋腱膜前転法」(前回紹介)です。これは中等度の眼瞼下垂が対象となります。 一方、まぶたを上げる筋肉がほとんど機能していない重…
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眼瞼下垂…保険適用で最もポピュラーな手術は「挙筋腱膜前転法」
後天性の眼瞼(がんけん)下垂の治療として、ここ数年希望する患者さんが多いのが「眉下切開法」と「スーパー埋没法」。これらは自由診療で行うところが多い術式です。では保険適用でもっともポピュラーな手術はな…
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眼瞼下垂治療「スーパー埋没法」保険適用と自由診療の違いは?
後天性の眼瞼下垂(がんけんかすい)の治療で、特に40~50代の女性に希望者が多いのが通称「スーパー埋没法」と呼ばれている方法です。 正式な手術名は「経結膜的ミューラー筋タッキング法」と言いま…
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眼瞼下垂で手術を検討している人へ…これだけは伝えたいアドバイス
後天性眼瞼下垂(がんけんかすい)の治療として行われることもある術式、「眉下切開」の話を続けたいと思います。 眉下切開は、眉のすぐ下を切開して、上まぶたの余分な皮膚や脂肪を切除し縫い合わせる方…
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保険適用となる「眼瞼下垂」の手術にはいくつか条件がある
眼瞼下垂はここ数年、「手術を受けた」と報告する有名人も多く、病名の認知度が高まっています。当院にも「眼瞼下垂ではないでしょうか」「手術したいのですが」とおっしゃって受診される患者さんが増えています。…
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「眼瞼下垂」は治療すべきか?生活に支障があるかどうかがポイント
上まぶたが下がってきたり、持ち上げにくくなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。その原因の多くは加齢によるものです。年を重ねると上まぶたを上げる筋肉がゆるんでくるため、まぶたが下がってきてしまう。だいた…
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生まれつきの「眼瞼下垂」は視力の発達へ影響…子どものうちに治療を
眼瞼下垂には、生まれつきの疾患である「先天性眼瞼下垂」の人もいます。 先天性眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる主な筋肉である眼瞼挙筋の働きが弱かったり、欠損や機能していない発達異常であったりなど…
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まぶたが下がる「眼瞼下垂」今すぐできるセルフチェック法
まぶたが下がってくる「眼瞼下垂」は先天性と後天性があり、後天性眼瞼下垂の場合、その原因の多くは加齢によるものです。年齢を重ねることで、まぶたを上げる筋肉がゆるみ、まぶたが下がってきてしまうんですね。…
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いつも眠たそうに見える…「眼瞼下垂」の可能性あり
なんらかの原因によって上のまぶたが下がってきたり、持ち上げにくくなる、眼瞼下垂。眼瞼とはまぶたのことです。後天性眼瞼下垂の場合、多くは年齢を重ねることで、上まぶたを上げる筋肉が緩んでくるために、この…
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「眼瞼下垂」はパーンと張ったゴム紐が少しずつ緩んでいくイメージ
「眼瞼下垂」について、その名を聞いたことがある人は多いでしょう。 2018年には、歌手の和田アキ子さんが手術を受けたことを報告しています。 眼瞼とはまぶたのことで、なんらかの原因によっ…
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「かすみ目」の陰に隠れている3つの重大病…放置すると失明リスク
文字や写真などを見ようとした時、ぼやけたり、かすんだように見えるのは、「かすみ目」に多い症状です。かすみ目と老眼の違いは、かすみ目は調子によって見えたり見えなかったりを繰り返しますが、老眼は老眼鏡を…
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飛蚊症は「見え方」が変わってきたときに注意する
飛蚊症(ひぶんしょう)は、その名の通り、目の前に蚊が飛んでいるような、何か動くものが見える症状のことを言います。 “目の前に蚊が飛んでいるような”以外には「煙や糸くずのようなゆらゆらとしたもの…
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文字がぼやけて見えたらパソコンやスマホの使用時間の見直しを
文字や写真などを見ようしたらぼやけたり、かすんだように見える。これらは、かすみ目に多い症状です。ほかに、目が重たく感じたり、痛みがあったり、まぶしく感じたりすることも。もしかすみ目が長期間続くような…