「面白がってくれた」はるな愛が感謝する中山秀征との出合い
ニューハーフタレントとして根強い人気を誇る一方で、飲食店経営に手腕を発揮しているはるな愛さん。大阪のショーパブで売れっ子になって上京したのは98年。しかし、すぐには思うように芽が出なかった。そんな時、陰に日なたに支えてくれたのがこの人……。
上京するきっかけをつくってくれたのは7年前に亡くなった飯島愛ちゃんです。
知り合ったのは97年ごろ。当時、大阪のショーパブで働きながら「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)に出演したり、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)のようなバラエティー番組のニューハーフ特集に、ゲストとして呼ばれたりしていて、いつかはメジャーになりたいと思っていました。
だから、お誘いしていただいたのは、まさに渡りに船。女の子として同じ事務所に所属することになったんです。
でも、いくらオーディションを受けても不合格ばかり。「君はオミズ(水商売)のニオイがするからダメ。芸能界はあきらめた方がいいよ」なーんて言われたこともありました。