実母との確執告白でようやく分かった岩崎良美の“心の闇”
「これでようやく謎が解けた」――あるベテラン記者がこう漏らした。岩崎宏美(56)の妹で、歌手の岩崎良美(54)がテレビ番組で「50年にわたる実母との確執」を語った一件だ。良美によれば「(上の子2人が女の子だったため)私が女の子だったのが残念だったのだと思う」「姉のコンサートには来るのに、私のコンサートには来なかった。私の歌は聞いてられないと言ったり、私の出ている番組の録画を消しちゃったりもしていた」という。
良美といえば代表曲「タッチ」があまりにも有名。姉・宏美より5年遅れて歌手デビュー(80年)し、「タッチ」をヒットさせたのは85年のこと。しかし、歌手として絶頂期を迎えていたこの頃から突然、活動の主軸を舞台に移し、「人生劇場」(92年)、「マクベス・テンペスト」(93年)、「ヴェニスの商人」(94年)など舞台女優の道を歩み始めていた。当時の芸能マスコミは「歌の世界で姉と比較されるのが嫌になったから」などと解説。
実は日刊ゲンダイも数年前、良美にインタビューした際、同様の質問をしたところ、「いえいえ、そんなことじゃないんです。姉のことはずっと好きでしたし、尊敬もしてました」と言ったものの、歌手休業の理由については多くを語らなかった。