日本海テレビ元局長が着服1118万円→24時間テレビに265万円募金の衝撃…他の系列局は大丈夫?
鳥取県鳥取市に本社を置く日本テレビ系列のテレビ局「日本海テレビジョン」の元幹部社員が、売上金など総額約1118万円を着服していたことが発覚し、業界に激震が走っている。
着服していたのは元経営戦略局の男性局長(53)で、同局は11月27日付けで懲戒解雇処分とし、28日に県警鳥取署に被害届を提出したという。
衝撃だったのは、元局長が着服していた1118万円のうち、全国規模で放送されるチャリティー番組「24時間テレビ」に寄せられた寄付金約265万円が含まれていたことだ。同局の調査によると、元局長は「24時間テレビ」の寄付金から、2014年に約50万円、15年に約33万円、16年に約35万円、17年に45万円、18年に30万円、19年に約30万円、20年に約23万円、23年に約18万円を着服。
集まった募金を金融機関に運ぶまでの間、一時的に鳥取市の本社内で保管していた紙幣や貨幣の一部を持ち出して自分の銀行口座に入金していたという。
■寄付金の使途がよく分からないなどと言われていたが…