沢口愛華には「ホリプロのグラビアアイドル」のDNAを受け継ぐ躍進に期待
ホリプロに移籍してバラエティー出演も増えて、今年1月には「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に初出演。21年から関西の人気ラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)にレギュラー出演してケンドーコバヤシやアンガールズらと絡んできただけあって、トークも達者なところを見せた。
彼女は「美バストのグラビア女王」と呼ばれ男性ファンが多いだけでなく、スタイルの良さから女性支持も上昇中。学生時代は管理栄養士を目指し、中学生の頃に「人間失格」を読んでから太宰治の小説に傾倒して聖地巡礼をしたこともあるという知的な一面もある。昨年6月に公開された初主演映画「札束と温泉」で演じた主人公が真面目な優等生役だったのも、彼女の知的で真面目な部分にハマる役だと考えたからだろう。
カバーガール大賞受賞の先輩でグラビアでのブレークを経て現在は女優として活躍中の大原優乃や吉岡里帆も、生真面目という点で沢口と共通するものを感じる。
SNS時代になった今、「毒舌」や「天然」でブレークしたグラビアアイドルは炎上しやすく、むしろ、真面目すぎるくらいの性格で好感度が高いことが、令和のグラビアアイドルがドラマやバラエティーで活躍するために必要な条件かもしれない。