沢尻エリカから“芋づる式”…芸能界薬物ルート摘発はあるか

公開日: 更新日:

 そうした危険な遊び目当ての者には業界関係者も多く、大物女優、元アイドル、人気モデル、インフルエンサー、有名スポーツ選手の子息らが出入りしているのだとか。

「今月は沢尻容疑者の前に『KAZMAX』ことトレーダーの自称会社経営者がこのクラブ前で呼び止められ、やはりMDMAで逮捕されている。オーガナイザー(主催者)が従業員を怒鳴りつけたりしているので、沢尻容疑者といいKAZMAXといい、逆恨みした従業員が警察の情報源になっている可能性もあるのでは」(前出の音楽ディレクター)

 専門家によると、MDMAは1989年に麻薬取締法で規制されたものの、2000年ごろから歌舞伎町や六本木周辺で出回りはじめ、1カプセルもしくは1錠7000~8000円程度で売買されるようになったという。それが脱法ドラッグを求める若者たちを中心に口コミで広がり、別名パーティードラッグの高揚感によって、クラブやレイブ(野外音楽パーティー)をより楽しむためというような口実で使いはじめ、中毒になっていくという。中毒になると深刻な副作用に見舞われ、精神錯乱、内臓機能の障害、不安に不眠、場合によってはショック症状で死ぬこともあるそうだ。09年には元俳優がホステスの女性とMDMAを使い、急変した女性を放置して死に至らしめてしまった例もあった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  4. 4

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  5. 5

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  1. 6

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 7

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    西内まりや巨額金銭トラブル 借金の中身と“返済ウルトラC”

  5. 10

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か