そこまでして総裁選に勝ちたいのか? 小泉進次郎が見苦しくなってきた

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フィリピン・マニラへ“海外逃亡”(日比農相会談)/(C)ロイター

 ステマ騒動が収まらないまま、今度は離党届騒動で苦しい弁明の茶番総裁選大本命。当初は92人の国会議員・代理が集まったのに、動向調査の議員票も伸び悩み、口を開けば開くほど、失望を買っているが、それでもまだ本命なのか。

  ◇  ◇  ◇

「海外逃亡」と皮肉られても仕方がない。小泉進次郎農相(44)のことだ。

 1日から1泊2日でフィリピン・マニラへ外遊。東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓3カ国)の農相会議に出席したほか、フィリピンのローレル農相と会談し、シャインマスカットを含む日本産ブドウの早期の輸入解禁を要請したという。

 ただ、その結果、進次郎は、2日大阪市で開かれた自民党総裁選の演説会を欠席。事前収録されたビデオメッセージが流された。林芳正官房長官(64)も、石破首相が岡山訪問で官邸を離れたため、危機管理上、東京にとどまり演説会を欠席。他陣営は「公平公正にやるなら、全員参加できるスケジュールを組むべきだった」と不満タラタラだった── 

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