阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」
森下翔太(22歳・外野手・中大)=阪神1位
父・善文さん(53)は日常的にパソコンとテレビの“二刀流”で六大学野球や高校野球などを両睨みするほどの野球好きだ。
自身は神奈川県の公立校で投手としてプレー。卒業後、経理のスキルを学ぶ専門学校へ進学した理由も野球のためだった。
「土日祝が休みなら、社会人になっても草野球ができると考えたんです。経理はどこの企業にも需要があるし、事務職だから就業時間も規則的。おかげさまで就職してからも、会社の野球チームのほか、ソフトボールチームなど計4クラブに所属していた時期もあります(笑)。休日は野球ばかりでしたね。妻との出会い? 野球仲間の結婚式を通して知り合い……」
29歳で結婚し、31歳の時に第1子として森下が生まれた。当然ながら、息子には野球をさせたい。それでも強制はしたくないと、あの手この手で森下の興味関心をかき立てることにしたそうだ。
「妻に赤ちゃんだった息子をグラウンドに連れてきてもらい、草野球での私のプレーを見せていました。2歳になる頃にはビーチボールをプラスチックのバットで打たせて遊んだりも。それを見て草野球仲間が褒めてくれるから、息子も楽しかったと思います。そうして、3歳になる頃に家を買ったのですが……」(善文さん)