二極化・格差社会の真相
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日本メディアが報じない 海外“白タク”ベンチャーの不祥事
米国のライドシェア最大手「ウーバー・テクノロジーズ」のT・カラニックCEO(40)が辞任した。先月20日のことで、少し時間が経ってしまったが、今後の日本社会にとっても重要な問題をはらんでいるので書く…
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また安倍首相が出向き…沖縄「慰霊の日」で起こったこと
6月23日の沖縄「慰霊の日」に、今年もまた安倍首相は出向き、戦没者の追悼式で挨拶した。「沖縄戦において、戦場に斃れた御霊、戦禍に遭われて亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます」云々。 …
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今や宣伝機関 “スガ語”で反論した政権ベッタリ新聞の汚点
なんだか涙が止まらない。学校法人加計学園の獣医学部新設問題をめぐる「総理のご意向」問題を暴露した前川喜平・前文部科学事務次官の“出会い系バー”通いを記事化した読売新聞が、その報道姿勢を問う世評に対す…
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いいのか 誰もが幼児化し幼稚化している「うんこ社会」
「うんこ漢字ドリル」が売れている。小学1年生版から6年生版まで、3018の全例文に「うんこ」が使われた。“日本一楽しいドリル”の触れ込みで、メディアも手放しの称えっぷりだ。 キッカケや手段はど…
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国民を舐めきった 卑劣な首相がもくろむ改憲の本当の狙い
相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない男だ。5月3日、憲法記念日の読売新聞朝刊で憲法改正の実現と2020年の施行を目指すと表明し、当日の「日本会議」集会にも同じ趣旨のビデオメッセージを寄せた、安倍晋三…
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議論一切通じず 戦後最低の凶悪、愚劣国家のやりたい放題
これはもう、戦後世界で一、二を争う凶悪かつ愚劣な国家なのではあるまいか。なにしろ一切の議論が通じない。首相以下の閣僚と政権与党の構成員のほぼ全員、および大新聞とテレビの何もかもが、メチャクチャのデタ…
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都合悪い書類は廃棄 臭気漂う“文書機密法”の計画的犯罪性
「民をして由らしむべし、知らしむべからず」――。 現体制にとっての理想が、ここへきて一気に達成されつつある。9日付の東京新聞朝刊1面トップを読んで、狂おしい怒りに全身が震えた。 特定秘…
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安倍夫妻と籠池氏 100万円授受巡る税務記録の確認が必要
永田町では籠池泰典・森友学園理事長の逮捕説が飛び交っているそうだ。容疑は詐欺か贈賄。政権基盤を揺るがされた首相官邸が東京地検特捜部に命じて、支持率回復に直結し得るタイミングを見計らっているのだとか。…
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軽々しく愛国心を強制したがる連中はみんなあんなもんだ
安倍晋三首相は11日に東京都内で開かれた東日本大震災の追悼集会で、最後まで「原発事故」を口にしなかった。昨年までは形だけでも触れてきたのに、今回の挨拶では「復興は着実に進展していることを実感します」…
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改憲派がメディアジャック 「物量広告戦略」の怖さ
今月中旬、東京・永田町の参議院議員会館で、重要な院内集会が開かれた。「国民投票のルール改善(国民投票法の改正)を考え求める会」。憲法改正手続きのための法律は公正なのかと憂慮したジャーナリスト・今井一…
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「高齢者」を65歳から75歳に引き上げると何が起こるか
安倍・トランプ会談については、本紙でも大きく報じているだろうから、本稿では詳しく論じない。差別主義者同士の蜜月ぶりには、将来への不安が従来にも増して高まったとだけ書いておく。 もっとも、ここ…
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ちょい乗り喚起だけじゃない 410円タクシーに隠された罠
東京都の23区と武蔵野市、三鷹市のタクシー初乗り料金が、30日から「1キロ410円」になった。「2キロ730円」からの値下げにみえるが、少し違う。6.5キロ以上は逆に値上げになるそうで、業界では「つ…
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「文春」松井社長に安倍批判の真意を聞いてみた
昨年12月の某日、文芸春秋の松井清人社長が安倍晋三政権批判をしたとして、マスコミ業界で話題になった。評論家・保阪正康氏の喜寿と最新刊「ナショナリズムの昭和」(幻戯書房)の出版を祝うパーティーの席上だ…
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人権を否定することに喜びを感じている変質者集団
この国は発狂している。すでに国会が治外法権になってずいぶん経つが、とうとう法の番人であるはずの裁判所までもが、広域暴力団安倍晋三組の構成員に成り下がった。 沖縄県東村高江周辺の住民31人が、…
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社会保障は実質解体…年金カット・消費増税は何のため?
この国はもはや民主国家の体を成していない。衆議院の委員会では今月初めのTPP法案に続き、25日にも年金カット法案が強行採決された。 同じ手口で施行された一連の戦争法案を想起されたい。南スーダ…
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鶴保大臣がクビにならない裏に差別の蔓延
トランプ氏が米国の大統領になった。米国の意思には絶えず従順な日本の社会やメディアも、グローバル巨大資本の害毒からの脱却を一応はうたった彼にはなかなか厳しい。 特にレイシストとしてのトランプ氏…
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小池百合子の政治塾がトップニュースでいいのか?
毎日の新聞やテレビニュースが、少しも面白くない。沖縄でも福島でも東京でも他の各地でも、およそ民主主義を否定する強権を振るいまくっている政権与党が、国民の支持は盤石とばかりに解散風を吹かせたり、総裁任…
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いつのまにかIT管理経営手法が社会保障に導入されていた
2019年10月には消費税率が8%から10%へと、再び引き上げられる。安倍晋三首相が17年4月だった予定を延期したのが記憶に新しい。とりあえず助かりはしたものの、ということは土壇場で軽減税率適用をな…
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国民にだけ「個人情報丸裸」を求める権力者の身勝手
全国の道府県庁所在地と東京23区の合計69市区議会のうち、支出を証明する領収書をネット公開しているのは、大阪、神戸、京都、大津の各市議会と、東京都世田谷区議会のわずか5市区議会だけ――。富山市議会の…
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安倍流「働き方改革」の詐欺的正体
政府の“働き方改革実現会議”(議長・安倍晋三首相)に参加する15人の委員が決まった。目玉は女優の生稲晃子さん(48)。「おニャン子クラブ」の元メンバーで、現在は乳がんの治療を受けながら活動している。…