W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至
2026年北中米W杯アジア最終予選で日本代表(世界16位)が、日本時間11日午前3時開始のサウジアラビア(同56位)との敵地戦を2-0でモノにした。これで破竹の3連勝。しかも得点14・失点0の横綱相撲で予選C組断然の1位である。
序盤は6万人超の地元サポーターに後押しを受けたサウジが攻勢に出たが、前半14分に英プレミアのMF鎌田大地が先制点を奪い、後半36分には交代出場のオランダ1部のFW小川航基が追加点を決めて逃げ切った。
サッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏が言う。
「鎌田が先発起用に応えて先制し、1トップの控えのFW小川が交代出場した5分後、得意のヘディングシュートを決めるなど15日の最終予選オーストラリア戦を見据えつつ、森保監督の的確な采配が冴えた。欧州で存在感を示しているスペイン1部FW久保建英と仏1部FW中村敬斗が終盤に交代出場。選手層の厚さも実感できた。順当な試合結果でした」
そんな中、注目を集めているのは「本大会でエースナンバーの背番号10は誰に与えられるか?」である。この日は23年6月から10を背負う独1部のFW堂安律に託されたが、22年カタールW杯までは仏1部のMF南野拓実がつけていた。