井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
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<61>「仁義なき戦い 自衛隊対北朝鮮死闘篇」の現実味
「北朝鮮がまたミサイルを3発続けて発射した。いずれも約1000キロ飛び、北海道の奥尻島の西250キロの日本海上に落下。その辺はいわゆる排他的経済水域内で、船舶などの被害は確認されていない」とキナ臭いニ…
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<60>市場の移転延期で悶着…都庁の役人たちよ、しっかりしろ
あー、うるさいこと。 「お奉行が決めた通り、豊洲市場は11月7日に開場だ!」「いや待たれい! 前の奉行は消えたが、土壌汚染の検査がまだ済んどらんわ! 巨額の建設費も不透明。ならば移転延期だ!」…
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<59> 同じ業界の人間として本当に情けない二世俳優の愚行
あー、情けない。人気女優の息子の人気俳優が「性欲を抑えきれなかった」などと呆れた供述をしたとか。映画のロケ先のビジネスホテルで女性従業員を強姦して傷を負わせたなんて、小生がこの業界に入って以来、一度…
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<58>「人生カネじゃない」というヤツに限って金持ち
まるで、敗戦直後のような話に、思わず噴き出してしまった。欠食児童じゃなく「欠食教師」がいたとは開いた口が塞がらない。 今年2月の朝、神戸市の支援学校に勤める中年男性教師が、以前に勤務していた…
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<57>五輪の「メダルなし」は本当に「意味がない」のか
メダル、メダル、メダル。リオ五輪の選手たちはメダル獲得の「人生ゲーム」に必死だ。国のためとか誰のためとかいう前に、ひたすら練習を積んできた自分のためなんだろうが、なんとも物足りないし、哀れなくらいだ…
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<56>稲田防衛大臣よ、核は好きか嫌いか答えてみろ
6日はアメリカが広島に原子爆弾を落とした「記念日」だ。戦争終結前の世界中の非情を思うと絶句する。 米国大統領トルーマンは一刻も早く日本国土で原爆を使用したくてしょうがなかった。英国のチャーチ…
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<55>ポケモンGOはすぐ廃れても狂人はまた出没する
狂った男がまた日本を震撼させた。逮捕直後のニヤついた顔はホラーだった。そのへんの三文役者にあの狂いザマは真似できない。カメラに会釈までしてやがった。あの狂気は誰が育てたのか。 衆院議長宛てに…
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<54>「ポケモンGO」人気の一方…改めて思った沖縄の独立
運転しながら「ポケモンGO」に夢中になっていたら衝突事故を起こしたとか、動物園のフェンスを越えて逮捕されたとか、家宅侵入で射殺されたとか、世界中がくだらない流行で持ちきりだ。 このハタ迷惑な…
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<53>オバマ大統領は映画の原爆使用を禁止してくれ
「明日は何の日か知ってるか?」と若者に聞いて答えられる者は何人いるだろうか。参議院議員になった元SPEEDの今井絵理子も、東京都知事選に立候補中の小池百合子も増田寛也も知らないはずだ。7月16日は太平…
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<52>小池百合子氏 “厚塗り”の裏にある本当の人相
クソ暑い朝っぱらから、何が悲しくてこんな暑苦しい顔をダブルヘッダーで見なければならないのか。新聞を広げるなり、社会のブザマさを見たようで、噴き出してしまった。小池百合子の時代錯誤な厚化粧顔と、元兵庫…
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<51>庶民の暮らしと心の貧困 分かる政治屋がいるはずない
またもや、芸能人の堕落事件だ。こっちまで体から生きる力が抜けそうになる。この高知東生が清原と同様、覚醒剤の夢うつつの世界にすがったのは「心の飢餓」が原因だろう。いくらカネがあっても、すべてが嫌になり…
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<50>「政治屋」の頭の中には選挙の事しかない
北朝鮮がまたミサイル実験。生き残ることに必死なのは安倍首相も同じだ。独裁政権を続かせようともがいている。「これは明らかな国連決議違反です」といつも通りのフレーズを暗唱しながら、“ミサイルなど知ったこ…
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<49>舛添知事は武士でも何でもない、ただのコソ泥だ
イチローが日米通算最多安打を打とうが、上海ディズニーランドが開園しようが、どうでもいい。目の上のタンコブだったあのインチキ知事がようやく退散した。 「いい加減、消え失せますように」と願掛けして…
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<48>ウソ臭い謝り方のインチキ知事はいい加減消え失せろ
気晴らしに地方へ旅行した。夜、居酒屋で店主に「監督、うちの領収書のただし書きはどうしましょう? 舛添のヤローみたいに『企画会議代』とでも書いときましょか?」と笑われた。出向く先々で、舛添知事はヤロー…
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<47>知事が奈落の底に落ちるクライマックスを待っている
怒りがおさまらない! シラを切って居直る舛添が、権力の座から消え去るまでいつまでも言い続けてやる! 都民は言い続けないとダメだ。何なんだ? 所信表明で披露したロボット口調は。万引少年の方がま…
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<46>たった1日話すだけ…「儀式サミット」なんて無用だ
「アベさーん! オバマさーん!」伊勢神宮で見物客が2人に声をかけて喜んでいた。これがもし沖縄県人だったら、どんなヤジを飛ばしただろうか。 何が伊勢志摩サミットだ。何が山頂に立つG7だ。日本は福…
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<45>狡猾で悪質な男…舛添知事にはそのうち天罰が下る
ほんとにイヤらしい、ずる賢い、ケチな男だ。舛添という都知事。明日にも知事の座から引きずり降ろしたいと願っている人は多いはずだ。 あんなに風格のない知事は珍しい。街を行く人、出会う人が「あの野…
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<44>ろくでなし裁判 芸術は「わいせつ」だから楽しいのだ
先日の夕方のNHKニュースは愉快だった。男子アナウンサーが顔にも声にも何の感情も添えず淡々と報じた。「『ろくでなし子』のペンネームで活動する漫画家の五十嵐恵被告は3Dプリンターで女性性器の形を再現で…
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<43>「オモロイ映画を作ってくれない」と叱咤激励された
SMAPが解散しようがしまいが、そんなことは僕らには関係ないし、彼らの素人のど自慢のような歌に胸を打たれたわけでもない。つまり、オッサンたちには元からどうでもいいこと。オッサンといえばトランプ。でも…
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<42>舛添知事と安倍首相は自分を殿様だと思っているのか
明日は週末だ。庶民は別荘など持ってないから余計に腹が立つ。その場逃れの虚勢を張って目をキョロつかせながら会見していた都知事の舛添要一は、この週末も都庁から100キロ離れた温泉町に遊びに向かうのだろう…