ビジネスに使えるスターたちの処世術
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「台本捨てちゃう」…香川照之に見たゼネラリストの真髄
いま、日本の俳優の中で“もっとも忙しい”と思われる俳優、それは、香川照之(50)ではないだろうか。 「いま」という言葉を使ったが、もう、10年以上も前からと言ったほうがいいかもしれない。 …
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本音を漏らすときに人間性が出る 女優・十朱幸代の場合
大女優・十朱幸代(73)。近年も時折、ドラマに出演しながら、舞台を中心に活躍を続けている。 美人でありながら、かわいい笑顔が魅力的。美貌は今も健在である。もう“時効”と言ってもいいくらい昔の…
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小野ヤスシ 入院を隠してベッドから寄せてくれたコメント
コメディアンで俳優、そしてミュージシャンであった、故・小野ヤスシさん(享年72)が亡くなって、6月で丸4年になる。 中年以上の人に、よく知られたマルチタレントだった。「鳥取が生んだ天才、小野…
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新人には専門用語使わず 片岡仁左衛門の“教育マン”な素顔
歌舞伎俳優・片岡仁左衛門(72)、現代の歌舞伎を代表する人気役者であることは誰もが知るところだ。 僕は、彼がまだ片岡孝夫の名でテレビドラマや映画のスターとして活躍していた頃に取材させてもらっ…
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高島ファミリーの“人の良さ”表す 鉄板ネタの「二枚目話」
高島忠夫(85)は映画の大スターであり、テレビ界では多くの番組の司会を担当し、映画解説でも知られる。ここ十数年は、糖尿病やうつ病、パーキンソン病などで闘病生活を続けながら時折、テレビ出演して姿を見せ…
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野村克也 ハワイの宿泊先で見せた器の大きさと当意即妙さ
プロ野球の名選手で名監督、現在は野球評論家として知られている野村克也さん(80)。そのボヤキっぷりや辛口評論のファンも多い。 僕は、ヤクルトで監督を務めていた頃に何度か取材したことがある。ち…
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勝新太郎 銀座のクラブで下品な下ネタやめさせた高等術
故・勝新太郎さん、誰もが知る大物中の大物俳優だった。 豪放磊落という言葉にふさわしいユニークな存在で、ハチャメチャなのに、なぜ、みんなに愛されるのかと「不思議」な印象でいた。 僕が勝…
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佐藤浩市 ショーケン「ヘタクソ」の罵倒にも冷静に対応
佐藤浩市(55)、日本を代表する俳優のひとりだ。数々の映画賞を受賞していることは言うまでもない。別に親しいわけではないが、僕は彼に特別な思い入れを持っている。佐藤がデビューしたNHKドラマ「続・続事…
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同棲相手の家で「トーク番組に出ない」と誓った火野正平
火野正平(66)が「若くなるには、時間がかかる」というタイトルの自伝を出版した。 火野はモテ男として知られている。妻がいるにもかかわらず自宅に寄りつかず、共演女優と次々に浮名を流した。ワイド…
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若造記者に深々と頭を下げた 里見浩太朗の誠意と大物ぶり
里見浩太朗(79)、時代劇はもちろんのこと、刑事モノなど現代劇でも主役を張る大物スターだ。近年では、コミカルな作品でもいい味わいを出して、貴重な存在感を見せている。 僕にとっては忘れられない…
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記者の事情を汲んで熱愛を“認めてくれた” 高島礼子の男気
高島礼子(51)、いわずと知れた大女優だが、僕は、彼女の容姿も心も日本女性の美しさの代表選手だと思っている。 その理由は後ほど述べるとして、まずは、僕に自慢話をさせてほしい。 芸能リ…
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松方弘樹 “オネエ系”時代劇俳優と床を交えた衝撃の告白
大物俳優の松方弘樹(73)がプロ中のプロで、殺陣シーンでも練習なしで一発OKになるという凄さを前回、紹介した。その一方で、時代劇が得意でない者には、心優しい一面を見たことがある。 もう大ベテ…
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松方弘樹 裏方スタッフに“生きたカネ”使う大物役者の接待術
大物俳優、松方弘樹(73)のことが心配だ。脳リンパ腫のために闘病中、がんばってほしい。 松方は、俳優として、プロ中のプロだ。以前、彼が主演の時代劇の撮影に2日間、密着したことがある。 …
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沢尻エリカ 伝説の「別に…」発言には伏線があった
前回、竹内結子(35)が沢尻エリカ(29)の“超不機嫌”舞台挨拶の時に、一瞬でマスコミに好印象を残した話をお伝えした。その一方で、沢尻はその態度の悪さで、大きなバッシングを受けた。 実は、「…
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竹内結子 不機嫌な沢尻エリカを尻目に評価高めた“あの言葉”
女優の沢尻エリカ(29)といえば、数々の話題で僕らマスコミを走り回らせたが、誰もが最も印象に残っているのは、映画の舞台挨拶に超不機嫌で登場したあのシーンだろう。司会者の質問にムッとした表情で「別に」…
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真夜中の突撃取材も断らない 樹木希林“老練女優”の心意気
ベテラン女優の樹木希林(73)といえば、重厚な大作からコミカルなCMまで、どんな設定の役柄でもこなし、数々の映画賞も受賞した個性派の名女優だ。 彼女を取材するたびに、アントニオ猪木を思い出し…
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スタッフの横で生着替え…綾瀬はるかの“好感度のワケ”とは
「初対面の第一印象がとても大切だ」とは、若い頃から何度も言われてきた。そんなこと、百も承知だ。誰もが好印象を心がけているのは当たり前。それより、どれだけインパクトを与えられるかというのが問題だ。当たり…
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2月の沖縄…笑顔でインタビューに答えた水着姿の藤原紀香
ことしも藤原紀香(44)は、芸能マスコミに大きな話題を提供してくれそうだ。 紀香は、さまざまな場面で取材に応じて、マスコミの期待に応えてくれた。彼女のことを悪い論調で伝えるところは、ほとんど…
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周囲への気遣いと男気 業界に「舘ひろしファン」が増える理由
これまで、気さくな人柄の神田正輝(65)、隠れた発想力の渡哲也(74)を伝えてきたが、そうなると舘ひろし(65)のことを言わないわけにはいかない。舘といえば、アクション俳優であり、コミカルな演技にも…
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石原プロに残る伝説 スタッフ労い“石焼き芋”を車ごと購入
石原プロモーションがトラブルの際の危機管理能力が高いことは、業界でよく知られている。 その石原プロで社長も務めた渡哲也(74)は、スタッフのそのはるか上を行く能力を見せることがあった。 …