MCコメンテーターの診断書
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関心あるテーマに偏りあり? 辛坊治郎“北問題”でハッスル
読売テレビ制作の全国ネット報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜8時)は前身の「ウェークアップ!」から数えると26年目に突入。MCを務める辛坊治郎は早大法学部卒業後、同社に入社し、「ズームイン!!…
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NHK豊永博隆 1週間交代でなくテーマ別出演がベターでは?
MCが阿部渉から高瀬耕造に交代した「おはよう日本」(NHK)の6~7時台。これまでになかったコーナーも新設され、キャスター陣も大幅に入れ替わった。たとえば6時10分台の「おはBiz」。経済ニュースや…
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問題点を的確に指摘するロバート・キャンベルのコメント
新聞の書評委員や雑誌のコラムニスト、そして報道・情報系番組のコメンテーターを務めるロバート・キャンベル。近世・明治文学を専門とする日本文学者であり、東大教授だ。Eテレ「英語でしゃべらナイト」に出演し…
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「ひるおび!」で活躍の八代英輝 気になるのは発言のブレ
「ひるおび!」(TBS系)でレギュラーコメンテーターを務める弁護士の八代英輝。恵俊彰が夏休みなどを取る時は恵の代役MCとして登場、さらには身近な法律知識をクイズ形式で学ぶコーナーを持つなどまさに八面六…
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予定調和的な河野憲治 国際報道で見せた切れ味はどこへ?
NHKの看板報道番組のひとつ「ニュースウオッチ9」。MCは河野憲治だが、出演は今週限りとなった。国際部長時代には海外からのリポートやBSの国際報道番組での斬新な斬り口や独自の見解などが話題だった。そ…
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「下から目線」が目立つ中…物申す玉川徹氏の存在は貴重
「国有財産が不当な価格で売られたのは、官僚の忖度(そんたく)や政治家の関与があったからではないかと疑われている。保守とかリベラルだからということで批判されているのではない」 テレビ朝日系「羽鳥…
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小田切千アナ NHKのど自慢で光る視聴者参加型向きの話術
「NHKのど自慢」は、「日曜のお昼は明るく楽しく元気よく、司会の小田切千です」で始まる。面白いのは、歌い終わった後の小田切と出場者のやりとり。94年の入局以来、音楽やバラエティーのMCを担当してきた小…
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目立つ安藤優子の迷走 今のままでは「グッディ」といえず
3年目に突入するフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」。MCは80年のテレビデビューから報道一筋の安藤優子と報道・情報系生番組は初めての高橋克実。そのキャリアからしてリードしなければならない安藤の迷…
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コメントにムラも…「あさチャン!」夏目三久の魅力
「あさチャン!」(TBS系)のMC夏目三久は今春で3年目だが、その進行ぶりやコメントにはまだまだ波がある。 最近、目を見張ったのは先月12日に放送されたトランプ米大統領の会見の様子を伝える現地…
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「Rの法則」山口達也 高校生に押されっぱなしで気迫ゼロ
今どきの高校生にかなり熱心なファンがいるNHK・Eテレの「Rの法則」(月~木曜18時55分)。「10代が気になる話題をリサーチ&ランキングして、すぐにあるいは将来に役立つ情報を伝える」が番組コンセプ…
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せめてキレのある切り返しを バナナマン設楽のコメント力
フジテレビ系平日午前「ノンストップ!」のMCを務めるのは設楽統と局アナの山崎夕貴。山崎は小窓にはよく現れるが、ほとんどしゃべらず、設楽が狂言回し役になって節目のコメントもするのだが、リアクションがな…
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あまりにそっけない テレ東・進藤隆富の無味乾燥コメント
テレビ東京系の「ゆうがたサテライト」のMCは狩野恵理と進藤隆富が務める。経済ニュースのMCは初めての狩野に対し、進藤は記者として東京証券取引所、日本銀行を担当後、「ワールドビジネスサテライト(WBS…
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思わぬエピソードも “夜回り先生”水谷修のおちゃめな一面
横浜市立の高校教諭時代、少年少女の非行や薬物依存症問題に取り組んで、“夜回り先生”と呼ばれるようになった水谷修。退職後、著書を出版してメディアに出演する一方、母校の上智大などで教壇に立っている。強み…
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丹羽宇一郎 もっと聞きたい習近平とのやりとり
年始から10日ごろまでは「2017年大予測」的なテーマで大賑わいだった。中身はというと、トランプ米大統領の就任や欧州の選挙イヤー、中ロの動きがどうなるか、そして安倍政権は……というわけで、どこも似た…
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長野智子MC オスプレイは「不時着事故」ではなく「墜落」
テレビ朝日系「報道ステーションSUNDAY」のMCを務める長野智子は24日に54歳になったばかり。フジテレビの“ひょうきんアナ”の面影はなく報道のMCがすっかり板についてきた。 17日の「2…
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小倉アナと対照的 菊川怜は「とくダネ!」のバランサー
12年7月にフジテレビ「とくダネ!」のMCになった菊川怜。当初はズバズバと本音を連発する小倉智昭と息が合うか心配する声もあったが、原稿の読みは安定していて小倉と対照的なキャラクターが番組にアクセント…
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NEWS小山慶一郎 クリアな声にさらりとした一言はいいが…
日本テレビ系の「news every.」第1部で月~木曜のMCを務めるアイドルグループNEWSの小山慶一郎。10年3月から週1回出演したが、耳に心地よく響くクリアな声でニュースを伝え、当初アイドルと…
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NHK近田雄一アナ もう一歩踏み込んだコメントに期待
NHK朝の「おはよう日本」。土・日及び祝日のMCを務めているのが近田雄一(40)。近田といえば平日昼過ぎの「スタジオパークからこんにちは」で、ゲストに関する解説コーナー「近田の特ダネ」、略して“近ダ…
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造語名人の浜矩子 皮肉を込めて問題の所在をズバリ指摘
アベノミクスを「アホノミクス」と言い続け「ドアホノミクス」とまで言いだした浜矩子。そこには大阪弁を上手に使いながら「みなさん、ドアホと言いたくなりませんか」という問いかけが込められている。 …
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ネットでも称賛 増田明美の“独特の味付け”は好感が持てる
スポーツジャーナリスト、レース解説者、インタビュアー、タレントなどさまざまな顔を持つ増田明美(52)。女子マラソンが初めて五輪の正式種目になった84年ロサンゼルス五輪に出場、佐々木七恵とともに80年…