米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》
オールドファンはさぞかし驚いたことだろう。
阪急、阪神、近鉄の元投手で、NPB歴代2位の通算350勝をマークし、野球殿堂入りした米田哲也容疑者(87)が昨25日、兵庫県尼崎市内のスーパーマーケットで缶酎ハイ2本(約300円相当)をポケットに隠し、万引した疑いで現行犯逮捕された。米田氏は警察の調べに容疑を認めているという。
現役時代は「ガソリンタンク」の異名で、通算22年間で949試合に登板、626先発はNPB史上最多記録を誇る。引退後はコーチや解説者を務めたが、高齢とあって近年は表舞台に姿を見せていなかった。
古株の球界OBは「ショックは大きいですね」と、こう続ける。
「ガソリンタンクという呼び名は、酒豪だったことから付けられた。現役時代に痛風を患い、最近は持病の糖尿病が悪化して激ヤセしていましたが、大好きなお酒はやめられなかったのでしょう。現役時代から女性関係が派手で、元女優の妻とは離婚したと聞いています。かつては高級住宅街に住んでいたのに、今や集合住宅暮らし。苦しい生活を送っていたのは確かでしょうけど……」
米田氏も設立に携わった名球会では、資格剥奪の議論に発展する可能性もあるという。
球史に残るスーパーレジェンドが、数百円の万引で晩節を汚すことになろうとは悲しい話ではある。