セリフ1つ読む映画
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ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年、米)
再選を目指して米大統領選を戦う現職が、あろうことか少女をレイプ。大スキャンダルは瞬く間にマスコミにスクープされる。日本ではありえない設定だが、トランプを生むお国柄。さもありなんだろう。 そこ…
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年 米)
競馬と酒が大好きな偏屈老人ヴィンセントは、離婚した母親と一緒に引っ越してきた少年との交流を重ねるうちに少しずつ意外な側面を見せていく。ベタなストーリーだが、心温まるコメディーについ見入ってしまうだろ…
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エミリー・ローズ(2005年 米)
70年代、田舎娘のエミリーは都会の大学に進学。寮生活を始めてから奇妙な現象に遭遇する。精神的に参って故郷に戻り、教区の神父に相談するも、その席で暴力的に振る舞い、奇怪な言葉を連発したことで悪魔憑きと…
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素敵なウソの恋まじない(2015年、英)
内気な独居老人は、同じアパートに引っ越してきた快活な老女に一目惚れ。社交的な彼女に話しかけられても、その性格のせいで会話がなかなか進まない。じれったいけど、どこか日本の中年オヤジにも通じるところがあ…
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提報者~ES細胞捏造事件~(2014年 韓国)
2005年、韓国世論を揺るがしたES細胞捏造事件が発生する。いわば“韓国版小保方事件”の映画化は実話ベースのフィクションながら、めっちゃ面白い。 韓国初のノーベル化学賞最有力といわれたイ博士…
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「ヒトラー ~最期の12日間~」(2004年 独)
晩年までヒトラーに仕えていた女性秘書ユンゲの証言をもとに構成されているだけに、生々しいドラマは息をのむ。狂った独裁者は、ベルリン空襲を受けても、「戦時に市民など存在せん」と言い切り、ベルリン市民を見…
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「アニー・ホール」(1977年、米)
ユダヤ人一家に生まれたアルビーは、貧しいながらも口が達者で意外にモテる。友人らと一緒に行ったテニスで、ダブルスを組んで意気投合したのがアニーだった。 最初は面白がってつき合っていた彼女も、い…
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ナイトクローラー(2014年 米)
ナイトクローラーは犯罪や事故を専門とするパパラッチで、法を犯しても衝撃映像に迫り、テレビ局に売り込む。偶然、交通事故現場に居合わせた主人公ルイスは、そんな世界でのし上がっていく。 警察無線を…
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英国王のスピーチ(2010年、英)
第2次世界大戦前の英王室を舞台にした人間ドラマは、作品賞や監督賞などアカデミー4冠に輝いただけに、見どころ満載だ。現エリザベス女王の父ジョージ6世(愛称バーティー)はひどい吃音症で、演説が苦手だった…
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ザ・シークレット・サービス(1993年 米)
米大統領選を舞台にアラカンの警護官ホリガン(クリント・イーストウッド)が活躍するアクション。「U・ボート」「エアフォース・ワン」の巨匠ペーターゼン監督のスリリングな演出にハラハラする。 この…
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エレファント・マン(1980年 英・米)
19世紀末、産業革命が進むロンドンで、“象人間”の青年ジョンを中心に物語は展開する。サーカスの見せ物小屋でジョンを見つけた医師トリープスは、医学的な興味から興行師と取引してジョンを預かる。 …
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フィッシャー・キング(1991年 米)
「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」など独特のアナログ感の変な映画を撮るテリー・ギリアムの作品ながら、ヒューマンドラマのような仕上がりだ。 その最大の功労者が、主人公のラジオDJの恋人アン。…
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異人たちとの夏(1988年 日本)
妻子と別れてヤケ気味の脚本家・英雄(風間杜夫)はシナリオの下見で新橋へ。地下にある無人化した駅の跡地を取材していたら、走っていないはずの電車の轟音に襲われて地上に慌てて逃げ出す。その不思議な体験から…
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病院坂の首縊りの家(1979年 日本)
旧日米安保条約が締結された昭和26年、廃虚と化した病院で大男の生首が発見されたことから、不可解な連続殺人事件が発生する。ストーリーはめちゃくちゃ難解で、一度見ただけでは理解できないだろう。 …
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ザ・エージェント(1996年 米)
トム・クルーズは、どの作品を見ても演技が一緒。オーバーアクションで、セリフをためて言うクセが強い。そんなクセをうまく生かし、面白く仕上げたのが本作だ。 スポーツ選手のエージェント役のトムを中…