男たちの挫折 栄光までの戦い
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渡辺謙を変えた白血病からの生還 役者は「死んだらおわり」
“世界のケン・ワタナベ”が2015年、ブロードウェーを席巻した。ミュージカル「王様と私」でトニー賞ミュージカル部門の作品賞を受賞し、自らも主演男優賞にノミネートされた。これまで「ラスト・サムライ」(…
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仮想敵は過去作品 庵野秀明が苦悩した「エヴァの呪縛 」
公開4日間で観客動員71万人(興行収入10億円)を突破した「シン・ゴジラ」が第90回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画脚本賞を受賞。授賞式で代理人が「監督はすでに次回作の製作に入られています」と発言す…
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ピコ太郎の不屈の精神 鳴かず飛ばずも計算通りコツコツと
古坂大魔王扮するキャラクター・ピコ太郎が昨年の8月に動画投稿サイト、ユーチューブ上にPPAPを投稿すると、9月にジャスティン・ビーバーがツイートしたことから世界中に拡散し、昨年末時点で再生回数1億回…
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新海誠監督 徒手空拳の限界を知り生まれた「君の名は。」
「君の名は。」の興行収入が遂に240億円を突破(2月5日)。人気は中国や韓国、北米と海外にまで及び、さらなる快進撃が期待できそうだ。 監督・脚本・演出・作画・美術・編集のほとんどの作業を一人で…
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ただの草食系にあらず ゼロから蘇った星野源の不屈の変態
正真正銘の現代のトップスターである。連ドラ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)では高視聴率をとり、恋ダンスは社会現象となり、番組終了後に「逃げ恥ロス」と慕うファンが続出。細野晴臣から絶賛された音楽…
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幾つもの死を乗り越え…表舞台に戻ってきたYOSHIKIの宿命
一昨年、18年ぶりの紅白出場で復活をアピールしたX JAPAN。TOSHIの洗脳、解散、HIDEの死、再結成、TAIJIの自殺と、X JAPANは壮絶なドラマを繰り広げてきた。それでもX JAPAN…
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古田新太の“変幻自在” 蜷川幸雄が「怪」と評した異能
古田の名が全国に広がったのは、2013年朝ドラ「あまちゃん」の荒巻太一役だろう。昨年は朝ドラ「とと姉ちゃん」(ともにNHK)や「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)と話題作に立て続けに脇役として出演…
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ネガティブなポジティブで報われた 斎藤工の下積み時代
14年の流行語大賞にノミネートされるほどのムーブメントになった「昼顔」(フジテレビ系)でブレーク。ドラマの主演にも抜擢され、今年の6月には続編となる映画も公開と順風満帆だが、デビューしてから10年も…
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医者の“もう一度歌える”で決意 吉田拓郎70歳「元気です」
昨年の12月23日放映のNHK「SONGS」で、70歳になった拓郎が首都圏ツアー〈ブルボンpresents吉田拓郎LIVE2016〉でパワフルな演奏を披露した。さらに独占インタビューでは70歳を経て…
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草刈正雄 資生堂「MG5」から真田昌幸までの軌跡
昨年は、NHK大河ドラマ「真田丸」で、堺雅人が演じた真田信繁の父・昌幸役で圧倒的な存在感を放ち、ドラマ前半の事実上の主人公と称された。実は1985年に放映されたNHK新大型時代劇「真田太平記」で信繁…