すぐ効くうまくなる ゴルフの呪文
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「ヘッドをシャープに振るには9時から3時まで」
ボールを飛ばすために必要なのは力ではなくスピードである。何かを押したり持ち上げたりするのは力であり、何かを速く振るのはスピードである。 ゴルフはクラブを振ってボールを飛ばすゲームであるから、…
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「バックスイングは右肘が下、フォロースルーは左肘が下」
片手でクラブを持ってスイングすれば、バックスイングでもフォロースルーでも腕(ひじ)を伸ばしたまま振れる。しかし、両手でクラブを持つと両腕を伸ばしたままスイングすることはできない。バックスイングでは右…
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「ひじを下に向けてクラブは縦に振り抜く」
ゴルフスイングは横と縦(斜め)の動きを同時に行わなければならない。 体は前傾姿勢を保ったまま横に回し、腕とクラブは体の回転に沿って縦(斜め)に振らなければならないところに難しさがある。 …
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「アプローチは左手を止めない」
アイアンはロフト通りに構えると、リーディングエッジ(刃の部分)よりグリップエンドが前に出るように作られている。 アイアンは「ハンドファースト」(ヘッドより手が前)といわれるのはそのためである…
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「ランニングアプローチは右手首の角度を変えない」
「ランニングアプローチはパットの延長」とよくいわれる。ということはグリーンの近くから、ロフトの立ったクラブでボールを転がすアプローチは、パターと同じように構えればよいのだろうか。 パットをする…
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「上げるアプローチは扇子を広げる要領」
プロのアプローチショットを見ていると、ボールを転がすときと上げるときでは構え方が明らかに違う。 転がすときは、使うクラブの番手が何であっても、ボールの近くに構えて姿勢を起こし、ハンドアップ気…
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「腰を回せば肩もつられて回る」股でクラブを挟むドリル
バックスイングといえば、ふたこと目には「肩を回せ」とうるさく言われる。しかし、肩がちゃんと回っているアベレージゴルファーは非常に少ない。 自分では肩を回しているつもりでも、実際はボールに向か…
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「上半身の向きは両ひじでチェックする」
ドライバーはスライスするのに、ロフトの大きいクラブは左に引っかかるという人は多いはずだ。 そんな人のアドレスを見ていると、たいがい上体を開いて構えている。 アドレスして目標を見ている…
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「ユーティリティーの打ち方はアイアンと同じ」
ユーティリティー(UT)クラブが普及してロングアイアンをキャディーバッグから抜くアマチュアが増えている。市販のアイアンセットは3、4番アイアンがなく、5番からの時代になった。 プロも男子は4…
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「ダウン切り返しは左腰を水平に動かす」
ゴルフスイングは、動きだしたら終わりまで、よどみなく続く一連の動作である。 けれども、後方へのバックスイングと、前方へのフォワードスイングと、動く方向が全く違うところにゴルフスイングの難しさ…
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「左わきを締めて右手で叩く」
プロのインパクト写真を見ると、左腕とシャフトはほぼ真っすぐになり、右ひじを内側に絞り込むようにしてボールをとらえている。これを真似して右ひじを内側に折り込むようにして構えている人もいる。 し…
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「ダウンスイング始動はがに股」右足ヒールアップ遅らせる
「ダウンスイングは下半身から」といっても、トップから切り返すときに、両ひざを同時(一緒)に動かすわけではない。 ダウンスイングを始めるときのプロのひざの動きを見ると、左ひざが左に動きだして右ひ…
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「ヘッドアップ防止はあごの高さを変えない」
ミスショットが出ると「ヘッドアップが原因」と指摘されることがある。 しかし、「いくら頭を残そうと思っても、ショットがよくならないのはどうして?」と首をひねる人も多い。 昔、戸田藤一郎…
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「左手グリップは左太ももの内側に構える」
ドライバーは地面にソールしてフェースを目標に直角に向けて構えると、シャフトは目標線と直角になる。 ところがアイアンは同様に構えても、グリップエンドがヘッドより少し前に出て、シャフトが目標方向…
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「ラフは大きめのスイング付でゆったり振り抜く」
米国のコースはラフもフェアウエーも柔らかい洋芝なのでボールは必ず沈む。日本のコーライ芝のようにボールが浮くことはまずない。 ピンまで20ヤード足らずの短いアプローチでも、ボールが沈んでいると…
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「太陽を背にした自分の影が先生」
スイングするとき、自分の体は見えないので、バックスイングで左肩がちゃんと入っているかどうか、自分で確かめるのは難しい。 自分では十分に体を回しているつもりでも、実際は左肩が落ちているだけで、…
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「ウェッジは肩より高く上げない」振り幅は7割で
ウエッジを3本持っているアマチュアゴルファーが増えた。アイアンセットに組み込まれているピッチングウエッジはフルショットの距離で使うことが多く、アプローチ用といえばアプローチウエッジとサンドウエッジの…
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「パットは上からたたく」
パットはできるだけ転がりのよいボールを打ちたい。「転がりのよい」ボールは真っすぐ順回転する。アイアンショットはバックスピンでボールを止めるわけだが、パットはできるだけオーバースピン(順回転)のかかっ…
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「腰を45度開いてボールをとらえる」
スライスするのは「体の開きが早すぎるためだ」と思っている人が多いようだ。「ダウンスイングは下半身から」といわれているけれど、腰や肩の開きが早すぎるとクラブが振り遅れてフェースが開いてインパクトを迎え…
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「トップで右足に体重を感じろ」
バックスイングでクラブを大きく振りかぶって、トップスイングでクラブヘッドが垂れ下がっているのはオーバースイングだとよくいわれる。しかし、米ツアーの飛ばし屋で全英オープンや全米プロなど世界のメジャーで…