すぐ効くうまくなる ゴルフの呪文
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「真っすぐ飛ばすにはクラブを左に振る」
「フォロースルーを真っすぐ」とよくいわれる。 そうすると本当に目標に向かってクラブを真っすぐ振ってやろうとする人がアベレージゴルファーには多い。しかし、ゴルフスイングは体の回転に沿って目標線の…
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「右腰で左手甲とフェースは正面を向く」
ゴルフスイングは円運動である。円軌道の中でクラブフェースがスクエア(目標線と直角)にボールをとらえることによって、ショットは狙った方向に飛んでいく。 スイングするときのヘッドの軌道とフェース…
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「パットの支点はグリップエンド」
「パットに定型なし」と昔からいわれている。 フォームにうるさいゴルフスイングの中で、珍しくパットだけは「どんな格好でも入ればいいんだ」といわれる。 しかし、「どんなフォームでも一つだけ…
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「スイングはイチ・二の2拍子がいい」
素振りはゆったりとしたテンポでスイングしているのに、ボールを打つときはすごいスピードで振ろうとしている人が一般アマチュアには多い。 ボールを遠くへ投げるときのようにゆったりとバックスイングし…
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ダウンスイングは左手でクラブを引くことがポイント
1970年代に米ツアーで活躍したデイブ・ヒルの「プロ・ゴルフの内幕」という本を読んでいたら、最後の章にある「レッスン」が大変参考になった。 「アベレージゴルファーは右手を早く使いすぎるので、プ…
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「クラブは左手で振り抜く」とフォロースルーが大きくなる
クラブを振り抜くときの両腕の役割については、車に例えて「左腕はハンドル、右腕はアクセル」とよくいわれる。 つまり、左腕で方向をリードし、ヘッドスピードを出して、ボールを遠くへ飛ばすのは主に右…
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右肩をトップの位置に置くつもりで手を真下に振り下ろす
アドレスしたときは、左肩より右肩のほうがやや低くなっている。 これはドライバーからパターまで、すべてのクラブにいえることだ。 アドレスしたとき、右手が左手の下になるので、右ひじを軽く…
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「両足の親指で地面を掴んでスイング」でしっかり捻転
ボールを遠くへ投げるときは誰でも片足を上げて上体を後ろに動かしてバックスイングする。重い物を押すときも、いったん後ろに下がるようにしてから全身を乗せてやったほうが力を出せる。 そういう動きを…
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「球を上げるアプローチは上体を開いて構える」
グリーンの近くから、ロフトの大きいウエッジで球を上げるときの腕の振り方はボールをトスするときと同じ要領だとよくいわれる。 とはいっても体の向きと腕を振る方向はもちろん違う。ボールをトスすると…
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少し浮かした状態で「ボールは赤道のやや下を打つ」
「アイアンはダウンブロー」といわれているので、ボールの下にソールを入れて芝を取ろうとしている人が多い。 しかし、これではボールを直接ヒットすることができずに、手前をダフることが多くなる。 …
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「フェアウエーウッドは上からボールを見て構える」
「フェアウエーウッドはサイドブロー」とよくいわれる。 「横から払うような打ち方」というわけだが、「フェアウエーのショットはウッドも上からぶつけていく」と杉原輝雄はよく言った。 芝が伸びて…
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振り子のように…「パットは右手首の角度を変えない」
クラブの振り方には大別すると2つのタイプがある。スインガー型とヒッター型(あるいはパンチ型)。振るタイプと打つタイプだ。 ドライバーもアイアンも、トップとフィニッシュが左右対称になるようにク…
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ボール位置変え調整 クラブは最下点に向かって振り下ろす
「ドライバーはアッパーブロー、アイアンはダウンブロー」とよくいわれる。しかし、これはボールのとらえ方の違いを説明する言葉で、スイングの仕方まで変わるわけではない。 スイングの最下点を過ぎて上が…
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「日本人はフックよりスライスのほうが飛ぶ」
左手をかぶせ気味にグリップし、それに合わせて右手をやや開き気味に握ると、両手の親指と人さし指の付け根にできるV字は右肩のほうを指す。 左手をかぶせたグリップを日本では「フックグリップ」と言っ…
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ダウンスイング クラブはトップから体の近くに振り下ろす
ショットの成否はインパクトで決まる。 しかしインパクトにこだわると、ボールを打ちにいってダウンスイングで上体がボールのほうに出ていく恐れがある。だから、ボールの後ろに頭を残してクラブを振り抜…
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体を回すには太い軸をイメージ 右足外に頭をはみ出さない
ゴルフスイングは「背骨を軸にした回転運動」とよくいわれる。 「頭を動かすな」とうるさくいわれているのも、頭=スイング軸と考えられているからだ。頭は背骨の上に乗っているので、頭が動かなければ軸(…
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「アプローチはボールの近くに構える」
ウエッジでアプローチをするときのミスといえば、一番多いのがザックリ(ダフリ)だろう。 今年、ミズノオープンが開催されたザ・ロイヤルゴルフクラブで、世界で勝てる若いプレーヤーを育てる鈴木規夫プ…
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バウンスを使う…バンカーショットはシャフトを立てる
バンカーショット用のサンドウエッジのソールにはバウンスという膨らみがついている。バウンスは弾むという意味だ。 リーディングエッジ(刃の部分)をボールの下に入れて芝を削っていくアプローチショッ…
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「ダウンはゴムチューブを腰で引っ張り下ろす要領で」
プロ野球選手は野手よりも投手にゴルフの上手な人が多いようだ。バッターよりもピッチャーの投球フォームのほうがゴルフスイングに似ているからだとよくいわれる。 バッターはトップに近い位置(肩のあた…
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「構えたらインパクトの形をイメージする」
「インパクトはアドレスの再現」と昔からいわれている。 ところが「そんなことはない。インパクトとアドレスは明らかに違う」という指摘もある。 プロのスイングを写真で見ると、アドレスではひ…