すぐ効くうまくなる ゴルフの呪文
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フックボールはスタンスがクローズ フェースは右に向けて
「スタンスを目標のやや右に向けたら、ボールを左足かかとより少し中に置いて、フェースは目標に向ける」 これがフック(ドロー)ボールを打つための基本的なアドレスとされている。目標の右方向に向かって…
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トップから切り返しは下半身リード 大きく振りかぶらない
レギュラー時代はまったくの無名プロでもシニアになってから優勝することができる。 30歳でゴルフを始め、38歳のときにプロテストに合格、レギュラー時代は試合にあまり出られなかった太田了介はシニ…
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星野陸也も明言 ダウンスイングは左かかとに体重を乗せる
ドライバーショットをするとき、昔はバックスイングで左足かかとを上げる(ヒールアップする)プロが多かった。ジャック・ニクラスやトム・ワトソン、日本では尾崎将司や中嶋常幸もかなりヒールアップしていた。ど…
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ベースボールグリップは右手が左手を追い越すだけ
日本では、テンフィンガーグリップも、ベースボールグリップも、同じものだと認識している人が多いようだ。 しかし、米国では、左手の親指をシャフトの上に乗せて10本の指で握るのはテンフィンガーグリ…
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左肩が深く入って胸は後方に トップで背中は目標を指す
今年の日本プロシニア選手権で優勝した米山剛は「スイングを改造して球筋をフェードからドローボールに変えたことが勝因」と言っている。 レギュラーツアー時代は、アップライトなバックスイングでトップ…
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右手のひらをフェースだと思ってスイングする
今年の日本オープンでツアー初優勝を果たした稲森佑貴は最終日、フェアウエーを一度も外さなかった。今季、稲森の平均飛距離は275.03ヤードでランク87位であるが、フェアウエーキープ率は3年続けてトッ…
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「ビュンとフォロースルーで音を出す」
ボールを強く叩いて遠くに飛ばそうとする人が多い。だいたい、腕や手に力が入っている。 しかし、力を入れたからといってヘッドスピードが出るわけではない。 上体に力を入れて腕力で飛ばそうと…
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グリップエンドは目標線後方 自然と飛ばすためのコックが
棒を持って何かを叩いたり、ボールを投げたりするときは、必ず手首を使う。スイカ割りをするときのように両手で棒を振り上げると、手首は自然に親指の付け根側に曲がる。手首を伸ばしたまま棒を振り上げる人はまず…
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「右ひじは伸ばさず体の近くに曲げておく」
ハーフ50を切れないアマチュアのアドレスを見ていると、たいがい右ひじを突っ張って(伸ばして)、左ひじを引いている。 左ひじより右ひじのほうを上に構えているのだ。そうすると右肩がかぶって前に出…
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左足つま先は前に向ける 目標方向に開かないように注意
ゴルフスイングは回転運動といわれているけれど、体全体を回してもヘッドスピードは出ない。だから回転というよりは捻転といったほうがよい。 バックスイングするときは右ひざを前に向けたまま動かさずに…
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「クローズスタンスでも両肩は目標線にスクエア」
ゴルフは「スクエアスタンス」が基本とされている。目標線に両足を平行に構えるのがスクエアスタンスだといわれている。だから、ゴルフを始めるときはスクエアスタンスから始めるべきだとよく言われる。 …
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「バックスイングはボールから顔をそむける」
「バックスイングで体を大きく回し、振り抜くときに体を止めて腕で振るとスライスしなくなる」 昔、ゴルフを始めて1年もたっていないころ、高橋五月を取材に行ったときに教わったことを、今でもよく思い出…
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左手リードで右手はヘッド パットは太い雨どいをイメージ
カップの直径は108ミリ。そう言うと、「煩悩の数と同じだから悩みが尽きないんだ」なんて言う人もいるかもしれない。パットが苦手な人にとってカップは、ゴルフボールがやっと入るぐらいの大きさ? と感じてい…
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「アプローチは右手でトスする感覚」落としどころに集中を
グリーン回りでアプローチをするとき、クラブを持たずに右手で素振りをしているプロをよく見る。ボールを落とそうとするところに向かって、右手のひらをフェースに見立てて距離感を掴んでいるのだ。 アプ…
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「クラブは右手で好きなところに上げる」
「バックスイングを外に上げるとスライスする」といわれているせいか、インサイドに引きすぎる人が多いような気がする。 シニア年齢になるとトップの位置が低くなり、窮屈なバックスイングをしている人をよ…
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「スタンスはフェアウエー中央より左に向ける」
アベレージゴルファーのアドレスを見ていると、目標よりもだいぶ右を向いている人が多い。どうしてなのだろう。 ボールから目標までのターゲットライン(目標線)にスタンスを平行に向けるのがスクエアス…
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出だしから3ホールは「70%のスローテンポで振り切る」
朝イチのショットは、スタート前の練習の仕方によっても大きく左右される。コンスタントにスコア100を切れないというゴルファーの練習を見ていると、ドライバーを持つとコースを回っているときと同じように飛ば…
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スイング軌道最下点はボールの後ろ10センチで振り抜く
ドライバーは左足かかとの前にティーアップしたボールを、アッパーブロー気味にとらえると飛距離が出るといわれている。 アッパーブローとはスイングアークの最下点を過ぎて、上がり際でボールをとらえる…
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「フェースの向きは手先で操作しない」
「バックスイングでフェースを開くとスライスする」といわれるので、フェースをボールに向けたままバックスイングする人がいる。 しかし、それではフェースが閉じて上がる。そのまま下ろしてくるとフェース…
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トップよりフィニッシュを大きく 首の後ろまで回し切る
「トップとフィニッシュは左右対称」といわれている。 しかし、プロのスイングを見ると、ドライバーショットはフィニッシュのほうが明らかに大きい。 トップで、左肩がスタンスのセンター、ある…