IOCへの諫言 五輪憲章から矛盾を糺す
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(6)五輪標語を変えたIOCバッハ会長はますます難しい舵取りを迫られる
オリンピックのモットーが「より速く、より高く、より強く」だと知っている人は意外に少ないかもしれない。 この標語は、国際オリンピック委員会(IOC)創始者のクーベルタン男爵が提案し採用された。…
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(5)高梨沙羅のスーツ違反騒動で矢面に立たない伊東団長、原田総監督の会見を聞いて愕然
北京冬季五輪のスキージャンプ混合団体で事件は起きた。日本期待の高梨沙羅選手が103メートルの大ジャンプを見せたが、スーツの規定違反で失格するという波乱。ほかにも、強豪3カ国の女子4選手が失格になり、…
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(4)北京では五輪憲章「第50条」の精神に反する中国と組織委の言動が黙認された
中国政府による新疆ウイグル自治区における人権蹂躙問題に対して、世界の多くの人権団体が抗議し、北京冬季五輪を中止するように国際オリンピック委員会(IOC)に抗議していたが、あくまでも政治的中立を盾にI…
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(3)プラダのロゴにIOCがNG…マリノ選手の五輪メダルを阻んだ“金科玉条”「ルール40」の実態
ジュリア・マリノ(24)はビッグエア出場を諦めた。スノーボード米国代表として、北京冬季五輪女子スロープスタイルで銀メダルを獲得。その余勢を駆ってビッグエアに挑むつもりだった。それを阻んだのが「ルール…
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(2)バッハ会長はプーチン大統領に甘すぎた 「政治的中立」を「矛」として使うべきだった
北京冬季五輪が「一葉知秋」の火を消して平和の祭典の幕を閉じたら、第2幕は、途端に戦争が始まるというストーリー展開。どこかで見た。そうだ! 2014年のソチ冬季五輪。主演は2作品ともプーチン大統領。 …
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(1)オリンピックの憲法がひっそりと改正、承認されていた!
オリンピックの理念は究極的にスポーツで世界平和を構築することである。メディアがこれまで批判してきたオリンピックの肥大化もプロ化も商業主義化もすべてこの理念を実現するための過程であると私は見てきた。オ…