「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終
宮城野親方(39=元横綱白鵬)に新たなトラブルである。
今月上旬、相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)やコンプライアンス委員会に、白鵬が関与するビジネスのトラブルを告発する文書が届いた。
日刊ゲンダイが入手したその文書によれば、白鵬が新潟県南魚沼市で展開するコシヒカリ「白鵬米」に関するもので、要約すると以下のような内容だ。
2022年6月、南魚沼市議(以下、市議)の元に、白鵬サイドから「南魚沼産のコシヒカリを使って白鵬米をプロデュースしたい」と打診があり、同月下旬に白鵬とその一団が南魚沼市役所に来訪。懇談を行い、その後は白鵬の後援会を名乗るA氏が窓口になり、打ち合わせを行った。
同年10月、白鵬が再び来訪し、南魚沼市内の宿舎で白鵬米の収穫祭イベントを行ったが、終わり際に突然、A氏が市議に殴りかかった。100人ほどの前で暴挙に出たA氏は市議にヘッドロックを決め、「土下座しろ」と迫ったという。
その後、A氏は市議に「東京の事務所に来い」と電話。同月中旬、事務所に赴いた市議はスマホを取り上げられ、A氏とそのスタッフ3人に囲まれ監禁。A氏は「おまえは白鵬に2回挨拶させた。元横綱なら1回100万円。旅費を加えて300万円だが、払えと言ったら(警察に)捕まる。どうすればいいか、自分で考えろ」と迫ったという。