元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》
本当だとすれば激震だが……。
10日発売の週刊文春と週刊新潮が揃って、元横綱白鵬(40=現宮城野親方)が5月場所後に相撲協会を退職する意向があると報じたのだ。
昨年2月、宮城野部屋の幕内力士が、後輩力士に暴力を振るっていたことが発覚。白鵬は事実関係を知りながらコンプライアンス委員会への報告を怠り、さらに協会の調査を妨害したとして、2階級降格と減俸の処分を食らった。白鵬は現役時代から素行面に問題があり、過去の累積もあって宮城野部屋は無期限の閉鎖処分。復興までは一門預かりとなり、現在は師匠、力士、裏方は全員、伊勢ケ浜部屋所属となっている。
すべての処分が出てから今年の3月でちょうど1年。白鵬にすれば、「そろそろ……」という思いがあったのだろうが、3月の理事会でも再興に関する議題は上がらなかった。
週刊新潮によると、「白鵬は協会幹部から『もう1年』と言われ、気持ちが切れた」とし、週刊文春も本人を直撃するも黙して語らず、かといって否定しなかったという。
親方のひとりはこう推察する。