病気を近づけない体のメンテナンス
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脳<下>「ブレーンフード」コリンに注目 記憶や筋肉に関係
脳の働きを活性化させる食べ物を「ブレーンフード」と呼び、研究の成果で脳にいい栄養素がだんだん分かってきている。それ以前に「食べる」という行為、それ自体が「脳にいいこと」なのだ。 大脳研究の第…
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脳<上>萎縮を遅らせる7つの習慣とワーキングメモリー訓練法
どんな健康な人でも「脳の老化」は避けることができない。60歳を過ぎると、1年間に0・5%、容量にして5・4ミリリットルくらいずつ、脳が小さくなっていくことが科学的にも確認されている。この「脳の萎縮」…
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肺<下>胸式&腹式 呼吸強化のための4つの呼吸筋ストレッチ
胃や大腸、心臓などの臓器は、人が自分で意識をすることなく自動的に動いている。そんな中にあって、「息を大きく吸ってー、止めてー、吐いてー」と、自分で意識的に動きをコントロールできる臓器は「肺」だけだ。…
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肺<上>ティッシュ飛ばしテストと呼吸筋ストレッチで衰え改善
肺は、血液を介して酸素と二酸化炭素を交換している器官。吸い込んだ空気が通る気管は2つに分かれて気管支となり、左右の肺に入るとさらに枝分かれを繰り返して細くなり、左右合わせて100万本以上になる。 …
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目<下>眼科専門医が教える「スマホ老眼」を防ぐ5つのケア法
スマートフォン(以下、スマホ)の急速な普及に伴い、スマホの使い過ぎによる「スマホ老眼」と呼ばれる新種の老眼が急増している。加齢による本物の老眼とは異なり、目のレンズの役割をしている「水晶体」の厚みを…
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目<上>専門医が指摘する「スマホ老眼」を招く3つの悪習慣
毎日のスケジュール管理、ニュースチェック、SNSでの情報交換や会話など、今やライフラインとして欠かせないスマートフォン(以下、スマホ)。片時も手放せないという人も多いはずだ。しかし、それとともに「ス…
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首<下>専門医考案 手を使うタイプ別「痛みナビ体操」の実践
首や肩にコリや痛みが生じる「頚椎症」。 前回は痛みやコリを和らげる運動療法(痛みナビ体操)を行うにあたり、自分がどんなタイプ(4つ)の頚椎症なのか調べる方法を紹介した。そのタイプによって体操…
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首<上>頚椎症には痛みナビ体操が効く リハビリ専門医が推奨
首や肩の凝りを感じているうちに、症状が進んで首に痛みが出てくるケースがある。そうなると首の動きも悪くなり、上を向いたり、振り返ったりする動作がスムーズにできなくなる。このような症状が表れてきたら、「…
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気道<下>睡眠時無呼吸症候群を和らげる「シムスの体位」
寝ているときに、鼻や喉の空気の通り道である「気道」が狭くなって生じる「いびき」。放置していて怖いのは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を引き起こす恐れがあるからだ。 SASは、睡眠中に一定期間…
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気道<上>専門医が教える いびきを解消する5つの就寝前舌トレ
「いびき」は睡眠時に呼吸する際、「気道」が狭まった箇所を空気が通過するときに生じる摩擦音で、条件がそろえば誰にでも発生する可能性がある。自分ではなかなか自覚しにくいので、家族から指摘されて「自分はいび…
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鼻<下>薬を使わずに鼻詰まりを治す3つの方法 専門医が指南
「通年性アレルギー性鼻炎」や「副鼻腔炎(蓄膿症)」などの慢性鼻炎によって引き起こされる鼻症状(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり)。この時季は「スギ花粉症」が加わるので症状が一層強く出やすい。また、寒暖差が原因…
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鼻<上>「自作鼻うがい」「オイル点鼻」の正しいやり方
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」など、慢性的な鼻炎を抱えている人はこの時季、スギ花粉症が重なるので鼻症状が一層強く出やすい。毎年、市販薬でどうにかしのいでいる人も多いと思うが、まずは耳鼻咽喉科で原因を…
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血管<下>自律神経のバランスを整えるための朝の習慣4つ
心臓に血液と酸素を送る冠動脈が詰まって発症する「心筋梗塞」の原因には、主に「動脈硬化」と「血管の機能異常(痙攣)」がある。動脈硬化は、生活習慣病や肥満、喫煙などが危険因子になるので、進行するまでに予…
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血管<上>循環器専門医が勧める内臓脂肪を減らす運動法2つ
心筋(心臓の筋肉)に血液と酸素を送っている冠動脈が詰まって発症する「心筋梗塞」。狭心症から心筋梗塞に移行する場合もあるが、3人に1人は何の前触れもなく起こるといわれる。 冠動脈が詰まる原因は…
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腰<下>「立ち上がりエクササイズ」で骨盤の柔軟性を保つ
X線などの検査をしても脊柱(背骨)に異常が見られず原因がわからない腰痛は、「腰回りの筋肉の凝り(硬直)」が大きな原因になっていることが多い。腰の「凝り」は「痛み」として脳に伝えられ交感神経が刺激され…
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腰<上>腰痛に効く3つの「ちょいストレッチ」専門医が指南
厚労省の調査によると、腰痛に悩む人は推定約2800万人。約4人に1人が腰痛を抱えていることになる。腰痛には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎の疾患によって引き起こされるものもあるが、原因がよく…
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口<下>専門医が教える歯と歯茎を丈夫にする5つの習慣
口の老化が進むと、「唾液力」「咀嚼力」「のみ込み力」が低下し、食べる機能が低下する「オーラルフレイル(口の虚弱)」から、「フレイル(全身の虚弱)」に広がってしまう。 その対策として、前回は「…
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口<上>専門医がすすめる口の老化チェックと「噛みトレ」3種
加齢により進行する足腰の衰えを自覚する人は多いが、口の衰えは気づきにくい。歯が抜け始めたときに初めて気づく人も多いはずだ。しかし、毎日歯を磨いていても、歯医者で虫歯や歯周病の治療をしていても、口の老…
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食道<下>専門医が指南 胃酸を逆流させない体をつくる運動法
日本人の5~10人に1人がかかっているとされ、「新国民病」とも呼ばれている「胃食道逆流症」。食道と胃の境にある「下部食道括約筋」という筋肉の収縮する(閉じる)働きが低下し、強い酸が含まれる胃液が食道…
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食道<上>専門医が教える胃食道逆流症の原因と5つの改善策
喉から胃の入り口までをつなぐ、長さ約25センチの管状の臓器「食道」。壁の厚さは約4ミリで、断面として見ると左右約2センチ、前後約1センチの楕円形をしている。食道は普段は平たくつぶれていて、食べ物が通…