網膜剥離で失明寸前だった…「ウーマン」中川の気なる今後
「あと3日遅かったら失明していた」
網膜剥離の手術で一時休養しているお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の中川パラダイス(32)について、相方の村本大輔(33)が先日、そんな話をしていた。
中川は昨年12月初めごろから「目の上が黒い」「日に日に大きくなっていく」などと訴えていたそうだ。「THE MANZAI2013」の優勝で一気にブレークしたこともあり発覚が遅れたというが、「失明」とは穏やかじゃない。
「かじまち眼科」(静岡県浜松市)の芦原紀昭医師がこう言う。
「眼球の内側にある網膜という膜が剥がれるのが網膜剥離です。剥離した部分の視野が欠けますが、周辺から欠け始めると気づかない人もいる。歪んで見える、目の前を蚊のようなものが飛ぶ、急に視力が低下するなどが最初の症状です」
網膜剥離は、頭部の外傷によって引き起こされることが多いという。さらに最近注目されているのは、「近視の合併症として引き起こされやすい」ということだ。
「近視の程度が強い強度近視の人は、目の角膜から網膜までの長さが異常に延びています。それで網膜が引っ張られるので網膜剥離を起こしやすいのです」と芦原医師。