元「ル・クプル」藤田隆二さん 300万円ギター盗難が発覚
意外な展開の取材になった。97年の大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌「ひだまりの詩」がミリオンセラーになった元夫婦デュオ「ル・クプル」の藤田隆二さんの取材をしたところ、それがきっかけで藤田さんが所有していた総額325万円のギター2本の盗難事件が明らかになったのだ。事件は6月にニュースとして報じられ、話題になった。
「取材後、“ギターを持って撮影しましょう”ってなったでしょ。ところが、愛用のリッケンバッカーがどうしても見つからない。で、別のギターで代用したんだけど次の日、新しいギターが欲しくてネットオークションサイトを見てたら、ナント、ボクのリッケンバッカーが出品されてるじゃないですか。盗難とわかった瞬間、めちゃくちゃ腹が立ちました」
藤田さんはこういって苦笑した。
「落札のタイムアップまで残り10時間。あわてて警察に通報しました。取材を受けなければ、今ごろは第三者の手に渡っていたかもしれない。冗談抜きで感謝してます」
盗まれたのは時価300万円のスペイン製クラシックギター「アルカンヘル・フェルナンデス」と同25万円のエレキギター「リッケンバッカー」。藤田さんが社長の音楽プロダクション「アストライアミュージック」が経営する都営地下鉄三田線西台駅前(板橋区)の音楽スタジオ「OWKA」においてあった。