少し飲むと電話魔に…歌手・大津美子さんが楽しむ“癒し酒”
デビュー60周年を迎えた「東京アンナ」や「ここに幸あり」で知られる歌手・大津美子さん(78)。お酒は「雰囲気を楽しむ程度」の飲み方だが、最近はちょっと飲むと、「電話魔になる」そうだ。
◇ ◇ ◇
私は69年に31歳で結婚したのですが、それまでお酒を飲むことはほとんどありませんでした。飲み方を教わったのは主人と出会ってからです。
当時、主人はフランス料理のお店を経営していて、「飲めなくても、少しの洋酒をジンジャーエールで割ったものをテーブルに置いておけば、雰囲気を壊さないですよ」と教えてくれました。結婚してからは「このお酒、おいしいよ。ちょっと飲んでごらん」と言われて、それで少しずつ味を覚えたんです。
私ったら、それをまるでお茶をいただくようにくーっと飲んだりしちゃうもんだから、「駄目だよそんな、ちゃんと食事もしながらゆっくり飲まなくちゃ倒れちゃうよ」なんて。そのくらい、飲み方を知らなかったの。
お酒を飲むようになって気づいたこともあるんですよ。新婚当時、夫はいつも手酌で飲んでいたんです。でも、自分も飲むようになって「そうだ、私も夫についであげなくちゃ」って(笑い)。だって、手酌より誰かについでもらったほうがおいしいですものね。