リニューアル「NEWS23」 星浩キャスターに識者の評価は?
その日一番のニュースを厳選し、星氏が直筆でひと言を添えて解説する新企画「考えるキッカケ」もスタート。しかし、安保関連法案施行日となった29日の放送では、テロとあからさまには戦争できない日本は世界の「庶務課長」になれというビミョーな提言……。
「星さんは論調、見た目、雰囲気ともに小物感が漂う。報ステのコメンテーターとして出演していたのだから、テレビに対する免疫があるはずなのにカメラワークが分からず、終始目線がウロウロ。そんな素人らしさが新鮮と受け入れられるキャラではないだけに見苦しいです」と、コラムニストの桧山珠美氏は手厳しい。
宣伝不足もたたった。新番組=4月スタートというイメージが強い中で、新聞や電車の中吊り広告を出したぐらいでは今どきの視聴者の気を引くのは難しい。
「くしくも、リニューアル直前にキャスターに就任予定だった小林悠アナが逃げていってしまった番組。そもそも顧客が少ないのだから、TBSはそれを逆手にとって宣伝するぐらい攻めてもよかったのでは」(桧山氏=前出)。
そんな辛辣な意見が飛び交う中で株を上げたのは、スポーツ担当の宇内梨沙アナ(24)だ。元ミス慶応の入社2年目の期待の新人だが、「入社前からBSやラジオ番組に出演し場数を踏んできただけに安定感がある。スポーツコーナーの尺がやたら長いのも納得です」(桧山氏)。ネットでは早くも“おっぱいちゃん”のあだ名がつくほどたわわな推定Eカップを強調した衣装は、制作陣のスケベな思惑が透けて見えるのだった。