「モアナと伝説の海」主役に抜擢 屋比久知奈の澄んだ歌声

公開日: 更新日:

「アナ雪」の地上波初放送が20%近くの高視聴率をマークした。テレビ局の演出が批判されたのは見ていた人の多さの裏返し。やはりディズニーアニメは注目度が高い。今週10日には最新作「モアナと伝説の海」が公開される。主人公モアナの日本語吹き替え版声優を務めたのは、屋比久知奈(22)。劇中、歌も披露する。今作がメジャーデビューのシンデレラガールだ。

 沖縄生まれの沖縄育ち。「高校生の時、県費で米留学した英語が好き」で、通訳や翻訳の仕事に就くのが夢だったという。ところが、琉球大の授業(英語文化専攻)でミュージカルに初挑戦し、「演じることの難しさと面白さにひかれた」。

 それから2年足らずで大役をゲットした格好だが、浮ついたところはない。

「歌唱力も表現力も未熟な私がなぜオーディションに受かったのか。それはモアナ同様、“島”の出身だったから。育った環境がチャンスを呼び込み、幸運を導いてくれたと思うんです」

 映画「アナと雪の女王」(14年)が興行収入225億円のメガヒットとなったのは記憶に新しい。主人公姉妹の声優を務めた神田沙也加松たか子の歌声は世界で称賛されたが、澄んで響く声は心地よく、先輩2人に決して引けを取らない。次はあなたの番ですね?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動