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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

武豊の“路チュー写真”騒動を鎮静化させた「ベロベロだった」という表現

公開日: 更新日:

 競馬のスター騎手・武豊(48)に、路上キス写真、いわゆる路チューが登場して話題になった。

 路チューのお相手は競馬番組のキャスターを務める小浦愛(26)で、10月下旬の深夜、路上でキスした後に口説いていたらしく、その後、「しっかりと手をつないで夜の街へと消えていった」という記事だった。

 別の日に取材を受けた武は、「ベロベロだった」と言い、不倫関係は否定していた。「酔っていた」ではなく、「ベロベロ」という表現が後々に効いてくる。

「夜の街へと消えていった」という表現、これがキーポイントだ。

 何度でもいうが、夜の街に消えるということは、絶対にあり得ない。取材している記者やカメラマンが見送ることなど考えられないからだ。必ず2人の後を尾行し、結局どうなったのかを確認する。もし、それをしなかったら、編集部に戻ったところでドヤしつけられてしまうだろう。

 仮にふたりがマンションやホテルに入っていったら、出てくるまで待ち続ける。もちろん、応援を呼び、すべての出入り口を張り込んで、出てくる写真も撮る。翌朝、明るくなってから出てくれば、「お泊まり」「朝帰り」という見出しが打てるので、そこまで完全にやり遂げるのが常道だ。

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