「60歳でも使える体に」 国生さゆりさんが肉体改造を語る
50歳を機に体を見直し、そのアンチエイジング肉体改造を「国生体操」として出版した国生さゆり(51)。頭、体、心がつながっていなかったことに気づいたという。
「45歳を過ぎた頃からですかね、顎のラインが丸みを帯び、腰回りに肉が付き、結構な勢いで体重が増えてきまして。とはいえ、太ったからキャスティングに影響する年でもないし……と思っていたんです。でも、60歳でも使える体でいたいと考えたとき、トレーニングを始めたんです。ところがランニングマシンを走ると7、8分で足腰が痛くなり、思ったように動けない自分に気づいて。トレーニングができる体をつくる、マイナスからの肉体改造を始めて、半年ほどで体も考え方も気づくことが多かったんです」
20代はおニャン子クラブで絶大な人気を集め、その後は女優として活躍するなど芸能界を駆け抜けてきた。
「アイドルの経験は血肉になりました。その後は憧れの女優さんをとにかく観察して、模倣して、何が魅力なのか理由を求めました。特に五社英雄監督作品の女優さんは大好きです。ドラマでご一緒できたら出番がない日も現場に行き、ひたすら見ていました。体力にも自信がありましたし、そうやってがむしゃらに吸収して。年を重ねてできなくなることが増えるのも致し方ないと思っていたんです」