矢部みほさん 子供4人のごちそうは「おばあちゃんサラダ」

公開日: 更新日:

 文子さんは2回離婚を経験。女3人、男1人の4人きょうだいの父親は一緒だ。

 そんな家庭環境ゆえ、文子さんがお店を始めたこともあって、よく祖母がご飯を作ってくれたという。というわけで矢部さんにとってのおふくろメシは「おばあちゃんサラダ」と言っている祖母のミナさんが作る特製サラダ。

「キャベツの千切りと魚肉ソーセージ、リンゴを三角形に切ってマヨネーズで和えて味の素を少々入れたものです。これにもやっぱり砂糖を隠し味で入れるんです。砂糖を入れることによって味がまろやかになり、水気も出る。酸味のあるコールスローとは反対側にあるサラダでしょうね。キャベツのサラダにはハムを入れることの方が多いから、魚肉ソーセージも珍しいかも。リンゴはシャキシャキのまま、甘味もとてもいいです」

 ミナさんはキャベツを丸々1個使ってこのサラダを大量に作ったそうで「食べ盛りだから争うように食べました」。

 孫が大好きだったミナさんは2年前に96歳で他界した。最近、あのサラダが恋しくなって自分で作ってみるが、何かが違うという。

「おばあちゃんの手で混ぜる、その違いが大きいかもしれません。混ぜたキャベツはしんなりして時間がたつと水が出てさらにマイルドになる。私の手でやったのとは微妙に違うのだと思います」

 おばあちゃんサラダは元気印の文子さんも大好きで、子供時代にサラダを食べていたみほさんのことは「なんでも食べるし、あの子も子供の頃から元気がよくてね」と似たもの母子である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  4. 4

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  5. 10

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  1. 6

    田中圭が永野芽郁と密会していた“妻公認”の仕事部屋…警戒感緩むもバレやすい不倫の痕跡

  2. 7

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  5. 10

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから