ギラギラ感が消えて…“お父さん”に変貌した織田裕二の今
8日スタートの月9ドラマ「SUITS」(フジテレビ系)で織田裕二と鈴木保奈美が27年ぶりに共演する。それに先立ち、再放送された2人の共演作「東京ラブストーリー」は7度目の再放送にもかかわらず大反響を呼んだ。
織田といえば、かつて、モノマネ芸人の山本高広が、代表作「踊る大捜査線」の名セリフや、目薬のCMで発した「キターッ!!」というセリフを絶叫するモノマネで大ブレークした際、ドラマの制作発表の場で「僕は笑えない」と怒ったことがある。それをきっかけに、2008年に織田の所属事務所が民放各局に“モノマネ禁止令”を通告。以来、織田には“面倒くさい男”のイメージがつきまとい、一時は腫れ物扱いされていたが、最近の織田は柔和になったともっぱらなのだ。
芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が言う。
「織田は11年に『キターッ!!』の目薬CMに再登板すると、山本のモノマネを公認まではしなくても黙認することに決めました。同年公開の映画のプロモーションで関西のテレビ局に訪れた時も、織田が現れると、最初はピリピリした雰囲気でしたが、反対にスタッフを気遣って、気さくに話しかけたりして場を和ませていました。噂と全然違うと、その場にいたスタッフ全員が織田の大ファンになったそうです」