著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

長年の野望達成!松茸をバター焼きで食べる背徳感たるや…

公開日: 更新日:

 本格的に秋らしくなってきましたねぇ。何でも松茸が今年は豊作だそうで値段も相当安いので、先日岩手産の松茸を買ってきました。お金を出して松茸を買ったのは人生で初めて。これは私の長年の野望達成のためなんです。ある食べ方で松茸を食べたい! その食べ方とは「バター焼き」。

 松茸様に対してバター焼きとは不届き千万、無礼は承知しておりますが、これは私の地元信州上田が松茸の産地で、もう10年ほど前のやはり豊作の年にスナックのママさんが常連さんの持ち込んだ松茸をホットプレートでバター焼きにして食べさせてくれたことがあったんです。あまりのおいしさにびっくり! それからというもの、いつの日か松茸をバター焼きで食べられる人間になるという一心で仕事に励んできました。そして豊作の今年ついにそのチャンスが。

 メインはしゃぶしゃぶで残りの2本だけでしたが、食べるとバターが松茸の香りを増幅させてくれ、しかもバター焼きというシメジやエノキのような雑な扱いをしている背徳感もたまりません。

 すみません、他人がおいしいもの食べた話はつまらないですよね。では普段のキノコについてのおすすめ情報を。エリンギ好きな方に知っておいてもらいたいのが「エリンギは輪切りで食え」です。輪切りにすることで歯応えがかなり変わるんですよね。エリンギは台湾の屋台でも大人気で看板に鮑という漢字を使ってるんですが確かにアワビっぽい食感になるんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動