著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

埼玉県に脚光が?渋沢栄一にちなんだ落語で一発逆転を狙う

公開日: 更新日:

 来年のことを言えば鬼が笑うという言葉はありますが、今年の営業仕事が壊滅的な状況で、来年にかけるしかない今、鬼に笑われる覚悟で私が目をつけたのが「渋沢栄一」。ご存じのとおり、新1万円札の顔であり来年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公です。

 なぜそこに目をつけるかというと、私の活動のフランチャイズは埼玉県。FMNACK5のお昼の番組GOGOMONZのパーソナリティーとして埼玉で名を売ってなりわいを立てております。

 そして渋沢栄一の生まれは埼玉県深谷市。大河ドラマで埼玉県が取り上げられるのは極めて珍しいことから「行ってみたい県ランキング」では毎年最下位付近を行ったり来たりの埼玉県としては、イベント等を開催し大河ドラマの盛り上げに力を注ぎ、なおかつ観光の増収を当て込んでるのではないかという私の見立て。となれば渋沢栄一にちなんだ落語を作れば、イベントで呼ばれる可能性が増えるかも!

 しかし、渋沢栄一について調べていくと、まず不安になるのが埼玉・深谷に生まれ22歳頃までは居たものの、その間は大した実績がないので大河ドラマでは何回分までが埼玉を舞台にするのかという不安。さらに深谷の持つ観光資源としての魅力にも疑問が。東京駅建設の際は、渋沢翁の肝いりで深谷生産のレンガが使われており、それにちなんで深谷駅も東京駅とたたずまいを似せていますが、レンガでできてる東京駅に対して深谷駅はレンガ調のタイル張りです。……タイル!?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動