永野さんが酔って斎藤工に「映画やろうよ!」が本当に実現

公開日: 更新日:

永野さん(芸人・46歳)

 “孤高のカルト芸人”として芸能人にもファンが多い永野さん(46)。長い下積み中、自堕落に飲み続けた安いビールと、最近飲み始めた高いワインの話、そしてあの人気俳優と酔った勢いで交わした映画の約束まで、酒にまつわるエピソードを元気に話してくれて……。

 ◇  ◇  ◇

 地元の宮崎の友人たちは「そんなに飲んでどうしたいの?」と聞きたいぐらいすごく飲むんですよ! 「現実がつらいのか?」といつも思ってました。

 でも、上京して、芸人になってから自分もよく飲むようになってしまった。飲んでもまったく赤くならず、すぐに「おいしい」と思えました。宮崎の人と比べると、大したことないけど、東京では酒が強い方だと思います。

 不遇の若手の頃は「どうせ俺は売れねえな」と思っていたし、「芸人は酒を飲む自堕落的な生き方がカッコいいのさ」と勘違いしていて、ライブの前によく飲んで自分の破滅的な雰囲気に酔ってました。

 すごく若かった、ホリプロにいた頃にはライブ中にMCを務めていたさまぁ~ずさんから、「おまえ、酒臭えな。飲んでるだろ」と言われたことがありましたけど、「飲んでないです」とごまかして(笑い)。

 事務所をかわってからもライブ前に飲むことがありました。しかも、他の芸人に「芸人なら飲みましょうよ」と誘い、公園で飲むんです。

 本当かどうか知らないですが、関西のバンドの憂歌団は塩をなめて酒を飲んでると友達の情報で知り、マネてました。ウイスキーならカッコいいけど、僕は塩をなめて安い発泡酒を(笑い)。

 でも、ライブ前に飲むと吹っ切れて、意外とネタがウケてました。スタッフにもバレなかったけど、僕に付き合わされた芸人は顔が真っ赤になってバレてました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇