著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

県民別幸福度ランキングに思う 人間の幸不幸の基準とは…

公開日: 更新日:

 先日、県民別幸福度ランキングの発表がありました。1位沖縄、2位宮崎、3位熊本という結果に。沖縄、宮崎といえば離婚率が高く収入は低いというデータが出てます。分析の記事を読むと「コロナ禍のステイホームで温暖な気候があらためて幸福度に影響」なんて書いてありました。

 人間関係も幸福度にはかなり影響があるそうです。離婚率は高くても嫌いな相手と我慢して一緒にいるより潔く別れた方が幸福でしょうし、嫌いな相手と高い食事をさせられるより大好きな仲間と安い酒でも楽しく過ごすほうが幸せですよね。この上位3県って東京で働いてても定年になったらみんな地元に帰っていくイメージがありますよね。住んでるとなんか安心できる所なんでしょうね。

 一方ランキングの下位、すなわち不幸度が高いのは45位東京、46位神奈川ですって。収入ランキングでは1位と2位なのに幸福度は少ないんですね。便利で賑やかで日本中の田舎者たちが憧れる東京と神奈川。ランキングを見た最初は不思議な感じがしました。でもそもそも幸福とは何かを考えていくと他者との比較によって自分の地位を幸福かどうか考えるんですよね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン