野暮も突き通せば粋に…自称「小物」立川志らくの感情論
「見た目は怖い、ケンカっ早いイメージがあるけど、中身は蛭子(能収)さんとあんまり変わらない」(立川志らく/テレビ朝日「太田伯山ウイカのはなつまみ」6月27日放送)
この番組で神田伯山は事あるごとに立川志らくの名前を出し、「ホントに愚かな男」「ワイドショーのコメンテーターでも炎上して、ツイッターでも炎上する」「志らく師匠が言ってましたよ。好きと嫌いが5対5のヤツが本物。志らく師匠は9対1で嫌われてる」などと毒舌を吐きまくってきた。
それを見て志らくは「泣きそうになった……」と苦笑い。「偉そう」とツイッターで批判されれば「私は実際に偉いのです」と返す志らくに、ファーストサマーウイカは「偉い割にコチョコチョコチョと偉い人の動き方じゃない」と言い放つ。この発言に「本質を突いてる」と同意し、自分は性格的に「小物」で、テレビでケンカしたことがないと明かした上で語ったのが、今週の言葉だ。
志らくは1985年に立川談志に弟子入り。1年先輩には立川談春がおり、2人はライバル関係として切磋琢磨していくこととなる。90年代にはその談春と「立川ボーイズ」を結成。アイドル的な人気を得ていく。そして95年、談春に先んじて真打ちに昇格するのだ。