元妻・辺見マリさんが取材時に語った 西郷輝彦さんとのなれ初めと離婚
舟木一夫、橋幸夫と歌謡界の元祖「ご三家」と呼ばれた西郷輝彦さんが前立腺がんのため亡くなった。75歳だった。「星のフラメンコ」のヒットやドラマ「どてらい男」、時代劇「江戸を斬る」などの作品で人気を博した往年のスターだった。私生活では1972年に歌手の辺見マリと結婚し、長男の鑑孝、長女でタレントのえみりが生まれた。81年離婚。90年に再婚し、娘が3人、三女が女優の今川宇宙。
えみりさんは亡くなる前日に家族に声をかけてもらい、兄と2人、会うことができたとインスタで明かした。また、元妻のマリさんも公式サイトで「まだまだこれからいぶし銀の様に活躍されると思っていたのに早すぎます」と死を悼んだ。
6年前、マリさんから話をうかがったことがある。「しくじり先生」に出演、「拝み屋」の女性に洗脳され5億円を奪われたことを告白し、話題になった後。そのスキャンダルを踏まえた上で半生を20回連載させていただいたのだが、西郷さんとのことについてもうかがえないかとお願いしたら、「今のご家庭もあることなので」という断りの上、差し障りがない範囲ということで話を聞くことができた。