明石家さんま40年ぶりテレ東出演で大暴れ! 69歳にして“お笑い怪獣”のまま活躍できるワケ
誰であろうと忖度せず、機転の利いたトークと豊かな感情表現で笑いを生み出していくベテランの姿は、まさに“お笑い怪獣”そのものだった。
昨年7月1日、さんまの誕生日に「あっぱれさんま大先生2023同窓会スペシャル」(フジテレビ)が放送されたのも記憶に新しい。局側の発案ではなく第1期メンバーの山崎裕太らがファンの声を受けて企画を実現させたことからも、いかにさんまや番組が愛されていたかがわかる。
つい見過ごされがちなのが、70歳を目前にした今もなお第一線で活躍し続けていることだ。昨年、さんまのものまねで知られるほいけんたに取材した折、こちらが「さんまさんの一番すごいところは?」と質問するや否や、「記憶力」と返ってきたのをよく覚えている。
さんまは自身の番組に出演する若手芸人の情報だけでなく、野球、サッカー、バスケットボールなど、あらゆるスポーツを見て頭にインプットしていく。「そこの情報量まで求められちゃうと無理」とほいは苦笑し、「さんまさんは延々と向上し続けてる」と、いまだ現役のベテランに感服していたのが印象深い。