興行収入2500億円で世界的ヒット中、中国アニメ「ナタ2」は日本で受け入れられるか

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「ドラゴンボール」×「千と千尋の神隠し」?

 中国アニメ映画「ナタ2(哪吒2)」(2025年1月公開)が興行収入2500億円のメガヒットを記録し、話題になっている。「インサイド・ヘッド2」(2014年)の世界興収2300億円を超え、現在世界歴代興行収入8位。アニメ映画史上最大のヒット作となるだけでなく、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)を抜き、世界5位になるのではないかという。

 爆発的なヒットとなった「ナタ2」とは一体何なのか、中国人ジャーナリストの周来友氏に聞いた。

「ベースは古典小説『封神演義』で、仙人や妖怪が人間と仙人の世界で戦いを繰り広げる中に、東洋的思想が埋め込まれた作品です。前作の『ナタ1』は、水墨画のような中国によくあるタイプのアニメでしたが、幼少期から「ドラゴンボール」など日本アニメに影響を受けた監督の楊宇氏(ヤン・ユー=45)の製作でアクションスペクタクルの高い作品になりました」

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