著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

明治新政府とロシア革命に共通する「人権無視」見せしめや社会的制裁目的で

公開日: 更新日:
ロシア革命(1917年10月) (C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 ソ連邦はシベリア開発の労働力確保のために、政治上反体制的な立場の人物を徹底してこの厳寒の地に送った。安い労働力というよりは、見せしめや社会的制裁の意味を込めてのシベリア送りであった。革命の主敵の富裕層、地主、戦争反対者、さらには一般の犯罪者まで、とにかく革命への阻害の役を果たす… 

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