手術の痛みもメンテナンスもなし 「自毛植毛」の最先端技術

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 薄毛に悩んでいるなら、AGAという言葉は知っているだろう。「男性型脱毛症」のことで、発症者は日本全国に約1260万人いるといわれる。

 円形脱毛症や皮膚炎による脱毛などを除けば、男性の薄毛のほとんどはAGAが原因だが、困ったことにAGAが発症すると、薄毛の進行を止めることはできない。現状では生活改善や内服薬の服用で症状の進行を遅くするのがせいぜいだという。

 薄毛が気になりだしたら試したくなる育毛剤や内服薬も、効き目には個人差がある。しかも長期間使い続ける必要があるため、コスト面の負担は大きい。かつらや増毛も薄毛の根本的解決にはならない上、メンテナンスに時間と手間がかかる。とくに増毛は、人工毛を今ある髪の毛に結びつける方法が多く、もともとある髪への負担も大きい。

 そんな中、確実に薄毛を治す方法として注目を集めている治療法が「自毛植毛」だ。たった一度の手術で済み、その後のメンテナンスもほぼ不要と画期的だが、これまでの主流は薄毛の影響を受けにくい後頭部の頭皮をメスで切り取り移植するという大掛かりな手術法。メスを使うため、後頭部の痛みが長引いたり、抜糸後も手術の痕が残るなど、デメリットも多い。

■毛髪生着率95%以上の自毛植毛技術とは

 そこで新宿、名古屋、大阪、福岡の全国4院に展開する薄毛治療専門の「アイランドタワークリニック」は、患者の身体への負担を最小限に抑えながら確実な移植を可能にする独自の自毛植毛技術「i-direct」法を開発した。どんな施術法なのか。

「大きな特徴は、メスではなくチューブパンチという極細の器具を使うことです。まずは0.8ミリのチューブパンチで後頭部の健康的な毛髪を毛穴単位で1個ずつ採取します。その後、0.6ミリの電動チューブパンチで移植先にホールを開け、先ほど採取した毛根を移植します。移植毛は従来の方法のようにピンセットでは挟まず、空気圧を利用して毛穴に挿入していくため、細胞組織のダメージを最小限に抑えることができます。もちろん麻酔をするので、痛みもほとんどありません。傷は施術から数日ほどで消えて、傷痕も分からなくなります」(クリニックの担当者、以下同)

 極細のチューブパンチのおかげで、頭皮の傷はごく小さく安心。そのうえ移植もスピーディーだから、「i-direct」法で植毛した毛髪の生着率は95%以上と驚異的だ。もちろん、手術を行うのは熟練度の高いドクター。だからだろう、日本で自毛植毛を受ける10人中6人以上が同クリニックで手術を受けるという。

 高密度移植や広範囲移植に対応できるのも、「i-direct」法のメリットだ。従来の移植密度が1平方センチあたり30グラフト(=株)なのに対し、同法では同じ面積で60グラフト以上の移植が可能。1回の手術で移植できる最大本数も、従来の2000株から4000株と大幅に増えた。

「ドクターたちは移植手術をしながら、患者さんの頭頂部にナチュラルなつむじを作ることもできますし、毛髪の流れや密度も調整できます。年齢に合った自然な生え際をデザインすることも可能です」

 こうした効果が得られるのは、施術前のカウンセリングがあればこそだが、アイランドタワークリニックでは、毛髪アドバイザーやドクターが患者の不安や疑問をしっかり取り除いてくれる。

「問診票や写真を基に約2時間、植毛後のデザインや術後の状況についてもじっくり話し合います。そして血液検査で問題なければ手術に移ります。血液検査も含め、ここまでのカウンセリングはすべて無料です」

■入院も不要、翌日から仕事ができる

 術後の治療日数や、入院の必要性も気になるが……。

「入院は必要ありません。通常は手術された日にそのままお帰りいただくことができます。施術の翌日から仕事をすることも可能ですし、午前中に手術を行えば、その日の午後から洗髪も可能です」

 最後に気になる費用は、21万6000円の「基本治療費」に加え、ひとつの毛根を移植する単価1296円×移植数(ともに税込)。費用の平均は約120万円だとか。

 一見すると高額かもしれないが、100万円以上するかつらはいくらでもある。しかも、かつらや増毛はその後のメンテナンスに時間と費用がかかる。内服薬も、一度飲み始めたら飲み続けないといけない。「自毛植毛」には、こうした煩わしさが一切ないことを考えれば、「i-direct」法の方が断然オトクなのだ。

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