不動産
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物価上昇、金利上昇、不景気到来…2023年には3つを覚悟し「備える」必要がある
2023年はどういった年になるのでしょうか。投資家的立場から、また不動産コンサルティングを行っている者から申しますと、今年は「経済的に要注意な年」になりそうです。 ご存じの通り現在、世界中で激しいインフレが起こっています。そ...
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新築一戸建て取得には3つの方法 注文住宅と建売住宅の中間にある「売建住宅」って何?
新築の一戸建て住宅を取得するには、主に3つの方法がある。 まずひとつは土地を買って、その上に好みの注文住宅を建てる方法。土地・建物を別々に取得するので、手間ヒマがかかり、一番お金がかかる。 2つ目が分譲戸建て。いわゆ...
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令和5年の首都圏マンション市場はどうなる? 中古が平均1億円超えで庶民には“高値の花”
バブル期のピーク超えやピーク並みという歴史的高値が続く首都圏の新築マンション販売価格。 昨年11月には都心6区(千代田、中央、港、新宿、渋谷、文京)の中古マンションの平均価格(希望売り出し価格=70平方メートル換算)も史上初...
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“黒田ショック”から始まる住宅ローン金利上昇に備えよ! 不動産売却は“なるはや”がいいワケ
12月20日、日銀が驚くべき発表をしました。これまで長期にわたって実施してきた金融緩和策を修正し、従来の0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%まで拡大するとしたのです。 多くの金融関係者は黒田東彦日銀総裁が退...
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金融緩和修正で不動産投資は要注意…相場調整なら「REITが買いのチャンス」と専門家
20日、日銀の金融政策決定会合で長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げる金融緩和の修正が決まった。 「今後、さらに引き締められると、株や不動産に流れ込んだ資金が逆回転する恐れがあります。そのため1ドル=150...
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いきなりモデルルームに行ってはいけない! まずは現地で実情を把握
一定規模以上の新築マンションになると、最寄り駅の駅前などに場所を借りてモデルルームが建設されている。そのぜいを尽くしたつくりこそ、要注意だ。 「マンションのモデルルームを見学したんですが、最初にシアタールームで街の素晴らしさや...
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海外投資家による不動産買い占め活発化の背景に「円安」と「割安感」、観光地や地方都市も人気
中国人投資家を筆頭に、日本の主要都市の不動産や観光地を爆買いする海外投資家の動きが活発になっている。 「今年の4月に円安になったタイミングで(*4月11日1ドル=125円77銭と6年10カ月ぶりの円安水準に──筆者)、東京の都...
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格安、掘り出し、当社だけ、最高…こんな表現の広告は信用できない!
不動産の広告においては、不動産公正取引協議会が使ってはいけないNGワードを定めている。主に図表にあるような内容だが、そんな用語を平気で使っているような会社を信用してはいけない。 表にあるような特定用語の使用は原則禁止だ。たと...
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そんなにあるのか日本の「訳あり住宅」…専門買い取り企業の社長に聞いた
「訳あり不動産」というものをご存じか。訳ありと聞くと自殺などの事故物件を思い浮かべるかもしれないが、それだけではない。空き家問題や長引く不況などの事情で売るに売れない物件=訳あり不動産が増えている。それを専門に買い取りを行っているネク...
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モデルルーム見学の落とし穴…必ずメジャー持参を、そしてココに注意するべし!
マンションのモデルルームを見て、「この広さがあれば4人家族のわが家でも大丈夫だろう」と選んだのに、実際に住んでみると狭くて仕方がない──そんな経験を持つマンション購入者が少なくない。なぜか? マンションのモデルルームは、実際...
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不動産高騰で若年層に人気だが…「築古リノベマンション」には落とし穴が
都市部を中心にマンション価格の高止まり状態が続く中、住まいを買い求める実需層から人気が高いのがリノベマンションだという。 「東京23区の中で都心に出やすくかつては値ごろ感のあった城北エリアでも、70平方メートルの築浅マンション...
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「駅まで徒歩5分」のはずが10分かかる…それって広告違反じゃないの?
不動産広告には「最寄り駅から徒歩5分」とあっても、実際には、その倍の10分程度かかることもある。広告がウソをついているのか、なぜ、それが許されているのだろうか? 不動産広告の表示にはいろんな決まり事があって、徒歩時間について...
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“おとり広告”が不動産業界で横行…悪質業者はこうして見分ける
この物件なら絶対お買い得、そう思って不動産会社を訪問すると、「つい先ほど売れてしまいましたが、ほかにもいい物件がありますよ」と案内され、口車に乗せられて契約。そんなふうに、実際には存在しない物件をおとりにして集客する“おとり広告”が...
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街の人気を先読みしての不動産投資を成功させる「3つのカギ」
先日、顧問先から、JR山手線・大塚駅近くにある不動産に投資したいといった相談がありました。「大塚駅」と聞いて四半世紀ほど前の出来事を思い出しました。 当時、私はディベロッパーに勤務していました。大塚駅徒歩圏のマンション用地の...
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相続した“いらない”土地の所有権が放棄可能に…気になる「新法」の利用価値は?
人口減少で空き家、空き地問題が深刻化する中、土地への意識が大きく変わってきている。 「土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産か」という問いに、「そう思う」が30%(2017年)と1993年の62%から半減(「所有者不明土地問...
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日本の不動産“円安バーゲンセール”は本当か? 買い向かう海外勢vs様子見の国内投資家
アベノミクスによる異次元金融緩和以降、都市部を中心にマンションなどの不動産価格が高騰する中、海外投資家の関心も相変わらず高い。背景には、1ドル=150円突破の観測も出ている円安急伸と低金利がある。 不動産アナリストの長谷川高...
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世界中でインフレが加速…日本の一般庶民は住宅ローンの金利上昇に備えよ
欧米各国の金利が徐々にかつ確実に上昇してきました。これはいわゆる消費者物価指数が大きく上昇してきた結果、各国の中央銀行がインフレを抑えるために政策金利を上げているわけですが、どうやら、この物価上昇も、それを抑えるための政策金利の上昇...
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管理士派遣を通知すると…調子のいいエリンギからの連絡が途絶えた
無料相談会でつい話し込んでしまい、気が付けば1時間ほどたっていた。マンション管理士をすっかり独占しちゃったよ! ふと隣を見ると、相談に来た人がいつの間にか増えていた。外国人で深刻なようだった。相談者は皆、一様に熱を帯びて、声も大きく...
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国家試験「管業」にトライ 家内の挑発にマンマと乗せられお受験
マンション管理員は、物件自体の問題、住民のトラブルなどさまざまなシーンに直面する。「廊下の電灯が消えた」「上の階がうるさい」「ゴミ集積場に回収不可のゴミがあった」「怪しげな女性が出入り」……。ありとあらゆる難題が舞い込むが、イザ解決...
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ゴミひとつ落ちていない! 植栽豊か、自主管理でも朽ちないワケ
都内で築40年以上のマンションオーナーに取材を続けてきたが、教わることが多すぎて、熱が出そうだ。いまさらだが、やはり理事会を経験した人たちは真面目で勉強家、意識も高いし、視点に客観性もある。私のように烈火のごとく怒ったり、管理会社に...
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防災意識に温度差…1.5億円の大規模修繕終えても尽きぬ心配事
「うちのマンションは割と世代交代も進んでいるので、高齢化の問題はそんなに大きくはない。住民もちょっと厄介な方はいますが、大変なのは管理会社です。とにかく人の話を聞かない女性がいて、怒り狂って1日に何十回も電話をかけまくるので、担当者が...
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「若い人は尊重しなくちゃ」高齢者特融の悪癖に付け入られ…
次に訪れたのはS区。総戸数が20戸未満と超小規模だが、ゆったりとした造りのマンションだ。オーナーは沖田佳恵さん(仮名=50代)。子供と大型犬と暮らしている。 「うちは大規模修繕が目下の課題。いろいろとやりたいことがあって、昨年...
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大規模修繕着工まで死んでも死にきれぬ! 都内の築古物件を訪ね歩いた
新宿の繁華街にある築40年の古いマンションに住み、うっかり管理組合の理事長になってはや5年。建物の老朽化、住民の高齢化、モラルの低下に修繕積立金不足と問題山積だが、この苦境をなんとか打開したい。本音は、無責任にとんずらして売り逃げし...
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金利上昇が気になって…ならば、変動で住宅ローンの返済期間を短くするのはどうか?
現在61歳の松野雄志(仮名)は老後に備えて初のマンション購入を考えている。銀行で住宅ローンの相談をしたところ、高齢ゆえに多少条件は厳しくなるものの、融資を受けられそうと分かった。そこで、気になるのが住宅ローンの金利タイプだ。 ...
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タダ同然の「空き家」取得で注意するべきことがこんなに…専門家に聞いた
日本の空き家率は今から12年後(2033年)、30.2%まで上昇すると試算されている(野村総合研究所調べ)。人口減少で空き家は全国的に増加傾向にあるなか、コロナ禍でリモートワークが進み、快適なワーケーション環境を求めて、都市から地方...
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「芸能界の不動産女王」水沢アキさんに聞く タワマン購入“虎の巻”
都内の坪単価から立地まで頭に入っているという水沢アキさん(67)はタワマンウオッチャー。 「今は不動産ミニバブル。今日もね、都内のマンションを見に行ったんですが、『これ、相場の2000万~3000万円くらい盛ってますよね?』っ...
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世界的インフレで住宅ローン金利もジワリ上昇…不動産は今後どうなるのか
世界的に急激なインフレが起こっています。これは今後、長期化すると思われます。仮にウクライナ戦争が停戦しても元に戻るというものでもありません。 そもそも、インフレなるものは各国の政府が自国の紙幣を大量に刷った結果、起こるもので...
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住民をザワつかせる「読書会」の若者たちの存在 深刻な建物の老朽化も
コロナ禍になる前、お隣さんには頻繁に若い人が集まっていた。「読書会」みたいな紙がドアに張ってあるときもあったので、新興宗教か自己啓発系かなと思っていた。別に迷惑をかけられたわけではない。ただ、いつも来ている男性の香水がキツいことと、...
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「誰だって仕事してんだよ!」年1総会と理事会の出席を拒否する住民にイラッ
本来なら、理事長や理事は輪番制のはず。我がマンションは実際に居住しているオーナーが少なく、理事のなり手がいない。交代しようにも人がいないのだ。引き受けたら最後、転居するか売却するまで続くのだろう。 スマホで決済するシステムの...
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都内「タワマン」に住んでいる人の年収&選ぶ本音…晴海フラッグが予想外の人気
不動産経済研究所によると、直近2月の首都圏新築分譲マンションの平均価格は7418万円。前年同月比で1038万円(16.3%)の大幅アップとなった。近畿圏も4433万円で同479万円(12.1%)の上昇。人気のタワーマンションが価格を...