経済ニュースの核心
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「なりたい職業ランキング」で「会社員」がトップの波紋
第一生命が3月17日に2020年度の「将来なりたい職業ランキング」を発表。男子の小中高生、女子の中高生のトップは「会社員」だった。「会社員」との回答は1989年から91年に「サラリーマン」がベスト1…
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市場の関心は解散総選挙のタイミング ネットが主戦場に?
「がんばろう東北」 2011年3月11日の東日本大震災から10年とあって、先週のテレビ番組は震災特番が多かった。当時は、被災した東北の復旧に全国からボランティアが駆け付けたが、まさに体育館など…
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円安加速で保有株が目減り 海外勢は日本株を売ってくる
バイデン米政権発足後、NYダウは2月24日に3万1961ドルの史上最高値を付け、その後は、長期金利上昇を受けて高値圏でもみ合い、先週末は3万1496ドルで引けた。日経平均株価は2月25日に3万213…
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日米で異なる相場観 日本株式市場は「カネ余り」ではない
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と評されるが、その資本主義の総本山、米国のNYダウは、2月24日にパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の金融緩和の長期化を示唆する発言を好感、3万1961ドルと史上…
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コロナ拡大第4波が心配だが…3月は草木生い茂る上昇相場へ
緊急事態宣言が発令された都府県は、3月7日の延長期限前に解除が決まるのか。 3月は重要な局面を迎える。新型コロナウイルス感染は、昨年1月を起点に4月、8月、12月とほぼ4カ月のサイクルで感染…
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「当り屋につけ」の格言 人気株の短期売買で勝ち馬に乗る
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言。トランプ米前大統領の女性蔑視ではないが、元首相で、それも人格形成の最終章の80歳を越えたにもかかわらず、性差別とは老人ボケで…
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バイデン政権最大の関心事は「中国経済」半導体も米国第一
東京五輪・パラリンピックが中止された場合、世界の保険会社が被る損失は20億~30億ドルと、世界的イベント中止に関連する損失としては過去最大となる恐れがあることが保険ブローカーの話で明らかになったとい…
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ロシア製・中国製ワクチン接種がアジアや南米でも始まった
ロシアの国立ガマレヤ研究所が開発した新型コロナウイルス感染症ワクチン(以下ワクチン)「スプートニクV」は、2月ごろまでに製造を凍結乾燥粉末に加工したものに切り替えるという。凍結乾燥ワクチンは、通常の…
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「リモートワーク実施率」が株高に直結? 投資基準に変化
政府は、営業時間の短縮要請に応じた飲食店や、その取引先などに給付金を支給する。対象は1月、もしくは2月の売上高が前年同月に対して半分以下となったこと。コロナ禍ではなく、経営力がなくて業績不振に陥って…
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米国ブルーウエーブ験則では株価上昇…09年は23%アップ
先週末、日経平均株価は約30年5カ月ぶりに2万8000円の大台を超え、終値は2万8139円だった。大手証券会社の投資リポートや市場関係者の株価予想を見ると2021年末まで日経平均株価の高値を2万80…
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リスクラバー投資家が好む地合い 企業の“勝ち負け”鮮明に
「Go To トラベル」中止の影響か、大晦日に近くの健康ランド(温泉施設)に出かけると、受付での検温はなく、レストランなど施設内は混み合っていた。露天風呂に行けばどの浴槽も混雑し、社会的距離は不可能。…
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2021年の景気を経済指標から探る 悪化と考える企業は32%
政府は18日に2020年度の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを前年度比マイナス5・2%とし、予算編成の前提となる21年度の実質GDP成長率見通しを同4・0%(名目GDPでは4・4%)とすること…
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株価上昇を牽引 師走相場の主役「値がさ株」に注目したい
JR6社は今月10日、年末年始期間(25日~来年1月5日)の新幹線、在来線の指定席予約状況を発表した。9日現在で予約数は前年同期比61%減の162万席。1日当たりの平均は13・5万席で、記録がある1…
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感染拡大で国債100兆円超えか 神のみぞ知る「師走の株価」
昨年の今ごろは、米中貿易戦争や香港民主化運動が頻繁に報道されていたが、新型コロナウイルスに関するニュースはあまりなかった。年明けの1月20日に中国湖北省武漢市当局が「人から人」への感染を確認。肺炎発…
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相場格言「子年繁盛、丑つまづき」コロナ禍深刻化を予言?
先週、某大手ゴルフ場会社が経営する郊外のゴルフ&ホテルに出掛けると、平日にもかかわらず大規模な駐車場には東京、神奈川、千葉など多様なナンバープレートでほぼ満車だった。完全予約制のモーニングビュッフェ…
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クリスマス商戦にも期待…ゲーム機のソニー、任天堂を狙う
新型コロナウイルス感染者が急増する中の「我慢の3連休」が終わった。「Go To キャンペーン」を推進してきた政府は、20日の分科会の提言を受け、運用見直しに着手。翌21日に政府は「Go To」事業を…
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コロナ以前には戻らない 株式市場も「第3波」到来に警戒を
先週の「13日の金曜日」、国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高を更新し、一部有識者は感染拡大の「第3波が到来している」と分析していた。8月に「第2波」が来たとされているが、それから3カ月…
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証券会社活況の不思議 テレワークで顧客の株式売買は活発
先週、日蓮上人が手足を洗ったと伝えられる東京・洗足池に隣接する「勝海舟記念館」を訪ねた。 江戸城の無血開城で合意、江戸を戦乱から守った幕府側の勝海舟と討幕側の西郷隆盛。「氷川清話」や「西郷南…
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2050年温室効果ガス排出ゼロ 日本は現状ままで達成可能?
2007年5月24日、国際交流会議「アジアの未来」の晩餐会で、安倍総理(当時)は「美しい星50(クールアース50)」を提案した。全世界の共通目標として「世界全体の温室効果ガスの排出量を現状に比べて2…
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米大統領選は混乱の極み 影響薄のマザーズ銘柄に的を絞る
米国映画「ミッドウェイ」が日本でも上映されている。第2次世界大戦中の1942年、ミッドウェー島付近で行われた日米機動部隊による大規模な海戦を描いており、この海戦で日本は戦術の判断ミスにより主力空母6…