経済ニュースの核心
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医療と生活の崩壊でネット消費が加速する 高齢者も続々参入か
毎度の緊急事態宣言発令で、外出自粛が励行され、酒類提供の飲食店などは営業時間短縮に応じ、戸外でのマスク着用も徹底されているが、感染者数は過去にない爆発的増加だ。 従来の施策では感染予防効果が…
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米中対立が引き金…中国株の下落は国内投資家にとって対岸の火事ではない
バイデン政権による中国包囲網が本格化してきた。米国人投資家に対し、中国ハイテク企業59社への証券投資を禁止。一方、中国はIT企業などへの規制・監視強化を強めている。 これらの動きを受けて、中…
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アフター五輪にアノマリーでは開催国は閉会後に株高だが…
「勇気をもらった」「元気をもらった」の東京五輪は閉会した。テレビなどの報道は、緊急事態宣言の終了期限の8月末までコロナ一色となり、国民・経済の萎縮が懸念される。経済優先でワクチンの職域接種も推進された…
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「東京五輪の経済効果」収支はどうなる? 緊急事態宣言延長で2.19兆円の損失
政府は東京都と沖縄県に発令している緊急事態宣言を8月末まで延長した。さらに対象地域には神奈川、千葉、埼玉、大阪府を追加した。新型コロナウイルスの潜伏期間、無症状者、空気感染などを考慮すれば、今後の事…
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五輪で株価は上昇傾向だが…バフェット指数が示すバブル状態
日本の同盟国・米国。東京オリンピック開会式のテレビ視聴者数は約1700万人で、33年ぶりの低水準だった。16年のリオ大会と比べると約36%も減少した。在日米軍向けラジオ放送のAFNを日曜日の夜に聴い…
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「新しい生活様式」に移行できない東京の悲劇と株式市場へのリスク
東京都に7月12日から4度目の緊急事態宣言が発令された。東京五輪も首都圏会場は無観客と決定され、民間調査では経済効果が1300億円も減少する。コロナ禍を収束できない東京一極集中の弊害が露見した。中国…
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中国関連株に注目 欧米との“新冷戦”の様相も投資家は冷静だ
7月1日、中国で共産党創設100周年の記念行事が盛大に挙行され、習近平国家主席は「中国の偉大な夢」に言及した。列強に支配された「半植民地」から世界2位の経済大国への成長を「歴史的突破」と誇った。 …
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都議選、五輪、ワクチン…相場は不安定要素だらけ、当面は静観に徹する
小池百合子都知事は6月22日、過労で入院した。多くの国民からコロナ禍の中での東京五輪開催を批判されたからだろうか。海外メディアの報道も日本政府や東京都が開催を強行、民意を軽視したと批判的である。 …
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G7が包囲しても…欧米企業の中国への投資は止まらない
バイデン米大統領はG7首脳会議が開催された英国に到着した直後の演説(6月10日)で、「専制主義国家」の中国とロシアの考えは「間違いだ」と非難した。「われわれは歴史の分岐点にいる。専制主義が21世紀の…
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旬なテーマ「骨太の方針2021」重点7分野関連に短期投資
東京都議会議員選挙(6月25日告示、7月4日投開票)が迫ってきた。小池都知事が特別顧問の「都民ファーストの会」は正念場を迎えよう(都議会定数127議席の内訳は都民ファーストの会46、自民党25、公明…
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プラ資源循環促進法が成立 生分解性や紙製品がキーワード
日本フードサービス協会によれば、2021年4月の業態別売上高は、ファストフード業態は前年同月比117%だったが、対前々年比では99%とコロナ以前には及ばなかった。「洋風」は引き続きテークアウトが堅調…
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株式市場が警戒する「6月11日メジャーSQ」の株価水準
株式市場が警戒する今月11日のメジャーSQ。この日の日経平均株価のSQ値で、市場筋は「東京五輪中止・規模縮小・無観客」などを判断するだろう。それまでは、コロナ感染者数の数値に一喜一憂するシーソーゲー…
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東証が取引時間の延長検討…そしてまた「歴史は繰り返す」
先週土曜日、歴史研究会の友人と九品仏浄真寺(東京都世田谷区)へ参詣に行った。正午すぎの二子玉川駅改札口は大変な混雑で、駅周辺のカフェなど商業施設も「3密」防止無視の密集状態だった。ここは緊急事態宣言…
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インドでの感染拡大でIT企業のサプライチェーンに黄信号
先週14日、都内某所で文学サークルの読み合わせを終えて、午後4時すぎに行きつけの居酒屋に行くと入り口に「コロナで休業延長」と張り紙があった。別の居酒屋も休業、仕方がないので、そば屋に行くと「アルコー…
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株式市場はまるで自覚症状のない慢性患者…放置で合併症も
昨年4月16日、全国を対象とした「緊急事態宣言」が発令された。この日の新型コロナウイルス感染者数は576人、累計9362人、死者数12人(累計191人)だった。それから1年。2021年5月8日の感染…
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「オート上海2021」中国とドイツが連携して目指すEV大国
4月22日、日本自動車工業会はコロナ感染リスクを警戒し10月開催予定の「東京モーターショー2021」の開催中止を発表した。1954年以降、67年の歴史の中で開催中止は初めて。他方、コロナ禍を克服した…
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緊急事態宣言で市場の物色はPCR関連から再び巣ごもりへ
先週、友人と牡丹が咲くお寺として有名な真言宗豊山派の瑠璃光山薬王寺「禅定院」(東京都中野区)へ花見に行った。境内の牡丹庭園は季節を迎えて赤、白、黄などの牡丹が満開で、まさに極楽浄土のようだった。 …
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株価は上昇傾向でも…個人投資家の「日本株離れ」が加速中
久しぶりに東京・日本橋周辺を散策すると再開発の槌音に圧倒される。東京オリンピックが不発に終わったとしても、東京を国際金融センターにする計画は着実に進行している。平和不動産などが進める日本橋・兜町再開…
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欧米の製薬会社は天文学的な利益を上げそう…市場も注目
4月に入っても連日、新型コロナウイルスの感染者数の報道が続いている。大阪市は「まん延防止等重点措置」の対象指定を受けて「見回り隊」を組織し、時短要請対象の市内約6万店の飲食店への監視を強化する方針を…
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景気判断は紙からデジタルへ 渋沢栄一翁ならどう読む?
「株主総会へのご来場は、コロナ禍でお控えいただきたい」との総会通知を受け取った。都心に出かける用事はないが、春の陽気に誘われて、東京・丸の内に友人の画家の作品展を見に行った。ここは多くの大企業が本社を…