経済ニュースの核心
-
依頼殺到で一時サービス停止 “レシート買い取り”危ぶむ声
スーパーやコンビニ、居酒屋などさまざまなレシートを1枚10円で買い取ってくれるアプリ「ONE」。 その手軽さもあり、12日のサービス開始前から「小遣い稼ぎにもなる。ぜひ、使ってみたい」(20…
-
松本氏を射止めた RIZAP瀬戸健社長は孫正義2世になれるか
屈指のプロ経営者としてその去就が注目されていたカルビーの松本晃会長兼最高経営責任者(70)が、急成長中のRIZAPグループの最高執行責任者(COO)に就くことが決まった。 松本氏を射止めたの…
-
「東芝メモリ」売却 圧倒的な“稼ぎ頭”をなぜ手放したのか
東芝は6月1日に半導体事業「東芝メモリ」を米ベインキャピタルなど日米韓連合へ売却した。売却額は2兆円で「東芝はメモリー事業の資産価値と売却総額の差額である約1兆円の売却益を手にした」(大手信用情報機…
-
「日本製鉄」復活 “財界の鞍馬天狗”が社名に寄せる思い
新日鉄住金は16日、来年4月1日付で、社名を「日本製鉄」に変更すると発表した。1970年に八幡製鉄と富士製鉄が合併して新日本製鉄(現・新日鉄住金)となって半世紀、歴代社長の宿願であった日本製鉄が復活…
-
金融庁が今夏にも解禁 銀行店舗「平日休業OK」の裏テーマ
金融庁は今夏にも銀行店舗の平日休業を認める方針だ。銀行は企業間の決済を担う社会インフラであるため、当座預金を取り扱う店舗は、土日や祝日、年末年始だけしか休むことは認められていない。この規制を緩和し、…
-
ゆうちょ銀行・佐護副社長 ソフトバンクへ移籍のウラ事情
ゆうちょ銀の佐護勝紀副社長が突然退任することが決まった。6月の株主総会を経てソフトバンクの取締役に就く。佐護氏は元ゴールドマン・サックス証券副社長で、ゆうちょ銀の運用力強化の責任者として2015年に…
-
被害オーナー激怒 「かぼちゃの馬車」元代表の法外な報酬
今月18日に民事再生法の適用申請を東京地裁から却下され、破産手続きに入った女性向け格安シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズ。その元代表者らに年7000万円を超す法外な役員報酬が支払…
-
マネックス「コインチェック買収」 まことしやかな密約説
マネックスグループ(松本大社長)による仮想通貨交換所コインチェックの買収が16日に完了した。買収額は36億円だが、買収にあたり松本社長は、今後3年間に利益の最大半分を現株主に追加で支払う「アーンアウ…
-
事故や不正の一因 「三菱UFJ」は顧問制度廃止で平野1強へ
三菱UFJフィナンシャル・グループは、従来の相談役と顧問制度を見直し、任期が原則として最長6年で経営に関与しない新たな「特別顧問制度」を7月1日から導入する。ガバナンス(企業統治)改革の一環で、金融…
-
70年ぶりの悲願達成 「大蔵」を卒業した横浜銀行の今後
「70年ぶりの悲願が達成した」――。こう語るのは横浜銀行の有力OBだ。戦後一貫して旧大蔵省から天下りトップを受け入れ、「大蔵銀行」と揶揄されてきた横浜銀行。その持ち株会社トップに初めて生え抜き行員が就…
-
名大と岐阜大が協議開始 「大学統合」は地銀再編の写し鏡
名古屋大と岐阜大が統合に向けた協議を開始したことが、金融界で話題を呼んでいる。 「まさに地銀の再編を見ているようだ。大学名を地元地銀に置き換えても違和感のない統合劇じゃないのか。有名大学も地銀…
-
ゆうちょ銀 預入限度額撤廃でグループ内対立エスカレート
昨年末で個人金融資産が1880兆円まで膨張したことが日銀調査で明らかになったばかりだが、その個人金融資産を巡る争奪戦が熱を帯びている。 政府の郵政民営化委員会は、現在1300万円となっている…
-
車谷次期CEOの判断に注目 東芝メモリ売却中止のシナリオ
「(東芝メモリの売却が)万が一、間に合わなくても東芝の財務内容は改善されている。4、5、6月のどこかには(中国の)承認が出ると思っている」――。東芝メモリの成毛康雄社長は9日、新開発棟の稼働を控えた四…
-
金融庁も眉をひそめる 地銀狙った“マネロン・テロ”の正体
地銀を舞台にしたマネーロンダリング(資金洗浄)事案に、金融庁が重大な関心を寄せている。 事件は昨年5~6月に四国に本店を構える地銀の支店で起こった。同行に口座を持つ会社経営者が同支店を訪れ、…
-
モノ言う株主がクギ 富士フイルムのゼロックス買収泥沼化
富士フイルムホールディングス(HD)が米事務機大手の名門ゼロックスを買収し、今秋をめどに日米で分かれていた事務機器事業を統合する。売上高約3兆3000億円に上る世界最大の事務機器メーカーの誕生だ。し…
-
日本ハム社長のセクハラ辞任 金融界は“寝耳に水”だった
怪物ルーキー、清宮幸太郎選手の入団に沸く日本ハムファイターズ。そのオーナーで日本ハム社長だった末沢寿一氏の突然の辞任に、取引銀行は驚きを隠せないでいる。日本ハムは1月29日に臨時取締役会を開き、末沢…
-
「三菱UFJ銀行」へ変更 “東京”とともに去る由緒ある建物
三菱東京UFJ銀行は、4月1日に商号を「三菱UFJ銀行」へと変更する。このほどホームページに行名変更に関するQ&Aを掲載し、顧客への周知を図っている。 1996年4月に東京銀行と三菱銀行が合…
-
「みずほ信託」 顧客満足度ナンバーワンへの苦難の道
日本経済新聞社が首都圏、中京圏、近畿圏の3大都市圏の個人約4000人を対象にした日経金融機関ランキング(第14回)で、みずほ信託銀行が顧客満足度で初の首位に立った。みずほ信託銀行の品揃えや提案力が高…
-
投資シェアハウス被害の余波 「スルガ銀行」の思わぬ死角
マイナス金利に苦戦する地銀業界にあって、抜きんでて高収益を続けるスルガ銀行に思わぬ死角が浮上している。首都圏を中心にシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズ(東京都中央区)の経営危機だ…
-
株価操縦と紙一重 現代版仕手筋「イナゴ投資家」にご用心
かつての仕手筋を思わせる株価の暴騰、急落が市場の話題をさらっている。名付けて「イナゴ投資家」。大量発生したイナゴが、穀物を食い尽くしては農地を移動するさまに似ていることからこう名付けられた。イナゴ投…