鉄火場 バーゲン株ハンティング
-
もうすぐ「マザーズバブル」が起こる
災害、天災は忘れたころにやってくる! いや、これは違う。 地震、火山の爆発などは定期的に起こっている。常に、“万一”に備えておく必要がある。 熊本地震について、専門家は「30年以内に…
-
円高理論は疑ったほうがいい
構造的に……などといった表現が持ち出されると、そこがおおむね転機になる! これはすべての事例に通用する。 2008年9月のリーマン・ショック後、アメリカの自動車販売台数(月間)が年率換算で9…
-
相場の転機見逃すな
相場の転機は一瞬に訪れる。まさに、4月8日がそうだったのではないか。 為替は1ドル=107円台に突入、日経平均株価は1万5471円の安値をつけた。こうなると、「円は100円突破があり得る」と…
-
7月先物取引スタート 「マザーズ市場」どう変わる
内外のスケジュールの確認は、株式投資における極めて重要な“作業”である。 4月24日の衆議院北海道5区の補欠選挙が焦点になるのは、既報(連載114回参照)の通りだが、5月18日には日本の1~…
-
株高シナリオが崩壊する危険性
株式市場は安倍政権に対し、ドラスチックな政策対応を求めている。いわゆる催促相場である。 2012年11月16日、当時の野田首相が衆議院の解散・総選挙の方針を公表した時、実質的にアベノミクス相…
-
需給の悪化で調整はもうしばらく続く
需給はすべての材料に優先する! という。中国リスク、為替(円高)、原油価格など外部環境について、「あ~だ、こ~だ」と難しく考える必要はない。売る人が多ければ下がる。逆に、買う人が多ければ上がる。 …
-
低金利にため息…通帳のゴミかと思えば利息かな
東証1部の加重平均利回りは2.23%(4月6日時点)である。2月12日に、日経平均株価が1万4865円の安値をつけた局面では2.35%だった。その“異常な”水準に迫っている。 実は、3月30…
-
「街灯のカギ」に学ぶ投資術
経済学的に、論点がずれた的外れの議論のことを「街灯のカギ」という。 夕方、すっかり日は落ち、あたりは暗くなっている。街灯がポツリ、ポツリ。あなたは家路を急いでいる。そんな街灯の下で若い女性が…
-
日銀が買い入れる「新型ETF」を材料視
日銀は4月27、28日の金融政策決定会合において、追加の金融緩和に踏み切るだろう。 その骨子は①マイナス金利(現在0.1%)幅の拡大(0.2%に)、②ETF(上場投資信託)、REIT(不動産…
-
“小英帝国”が市場を揺るがす
英国は18世紀以来、「大英帝国」と呼ばれてきたが、将来的には“小英帝国”に“格下げ”されるだろう。その場合、国連の常任理事国は辞退すべきではないか。 6月23日に、キャメロン首相はEU(欧州…
-
「最高益」企業にひと味加えて値上がり株を探す
投資家はみんな知っていると思う。東洋経済新報社の「会社四季報」にはいろいろな“使い方”がある。投資家のバイブル――という人もいる。 まず、筆者は新刊が出ると、ひたすら丁寧にペラペラとめくる。…
-
新年度相場スタート 初夏には日経平均1万9500円目指す
季節は春である。証券業界は4月1日、名実ともに新営業年度を迎えた。通常、この時期は証券会社の営業が積極的に動くのだが、今年はいまひとつ盛り上がりに欠ける。 なぜか。それは年初以来の株価急落の…
-
メタンハイドレートに絡む「清水建設」
日本の国土面積は経済水域を加えると、世界ランキング6位となる。そう“大国”である。もっと自信を持っていいのではないか。 とはいえ、エネルギー自給率はわずか6%にすぎない。しかし、かつてエネル…
-
投資判断に利用価値あり 「新人採用計画」はウソがない
株価が映し出すのは企業の将来の姿である。現在、過去ではない。重要なのは未来だ。では、その未来をどう予測するのか。 まず、経営者の言葉が参考になる。最近、増えたIR(投資家向け広報活動)説明会…
-
シャープに学ぶ創業者精神
完全に一杯食わされたのではないか。いや、これが国際間での交渉事だろう。「なあなあ」では済まされない。経営陣が甘過ぎたということだ。何の話? シャープである。 台湾・鴻海との交渉は難航している…
-
失業率と似ている待機児童問題
「保育園落ちた日本死ね」。先日、東京都内でこのデモ隊に遭遇した。タイコを打ち鳴らし、にぎやかな行進だった。“彼女たち”は待機児童の解決を求めている。 騒動の背景には某政党がいるといわれているが…
-
3月末に向け需給の円売りか
為替相場を予測するのは「エコノミストの“墓場”」と形容されるように、極めて難しい。筆者は、ドル・円の読み違いのみならず、輸出企業に巨額の損失を発生させ、「あの人だけは許せない」と言われている経済学者…
-
物色テーマの核企業を探せ
中国経済は産業構造の転換を求められている。“一人っ子”政策は廃止されたものの、恒常的な人手不足、これを受けての人件費の高騰(若者が“現場”を嫌うことに加え、戸籍法の影響が大きい)があって、労働集約的…
-
「犬派」と「猫派」で違う投資手法
先の自分の性格による投資手法の選択(資産配分、連載98回参照)についての続編だが、講演会場において突然、「私の性格は?」と聞かれることがある。 もちろん、初対面だ。これは困る。分かるはずがな…
-
最強の投資術 200万円が4億円になったカラクリ
“最強”の投資法とは? それはちょっと長いが、「ツウNY、フォーNY、エイトエイト投資法」である。どういうものか。 英語の得意なAさんと、まったくダメなBさんがアメリカの西海岸に出かけた。2人…