フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ
Travis Japanの松田元太(25)が主演を務めるドラマ「人事の人見」(フジテレビ系)が、さまざまな視点から話題になっている。今作は、古い体育会系気質の残る大手文房具メーカー「日の出鉛筆」を舞台に、人事部の人見廉(松田)が社員のさまざまな問題と向き合っていくオフィスエンタテイメント。人見は、海外からヘッドハンティングされたという噂で、鳴り物入りで会社にやってきたが、実際には人事に関する知識は皆無に等しいおバカでピュアな人物という設定だ。
松田といえば、九九が言えないおバカキャラとしても活躍しているが、そんな松田自身のキャラにぴったりな今作の主人公は、脚本家・冨坂友氏が松田に直接ヒアリングしてキャラクターを造形した、いわゆる当て書きだという。そんな意気込みも感じられる作品なのだが、8日に放送された第1話では、人見が退職届を出した社員の自宅をしつこく尋ね、飲み屋でその社員の上司からうまく話を聞き出すシーンや、パワハラ被害を訴えた社員を社内のカラオケ大会に連れて行き、上司や会社への不満をラップで告げ、2人の間にあった誤解が解かれるというシーンが描かれた。時代錯誤で非現実的なシーンの連続に《TBSドラマ『不適切にもほどがある』の劣化版か?》といった声も出ている。