潮流を掴め
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好機到来 大量のコバルトが「住友金属鉱山」を跳ね上げる
長らく低迷していた非鉄市況が明確に上向いてきた。銅相場は直近で2年ぶりの高値をつけたし、自動車用メッキ鋼板に使う亜鉛や、バッテリーが主用途の鉛も上昇に転じている。とりわけ上昇が激しいのがコバルトで、…
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米朝緊迫は押し目買い好機 EV有望「エスペック」を狙う
北朝鮮と米国の脅迫合戦は少なくとも今月25日の北朝鮮の「先軍節」まで続くと覚悟せざるを得ない。ただ、本当に一触即発の状態であれば、その兆候は真っ先に米国株に表れるはずである。これまでの度重なる北朝鮮…
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EVモーターで特需 「小田原エンジニアリング」に買い出動
当欄では昨年の秋から電気自動車関連株を繰り返し取り上げている。来年から自動車大国の米中両国で自動車の環境規制が一気に厳しくなるからだ。それに合わせるかのように、主要国や大手メーカーが自動車電動化を加…
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追い風吹くリチウム関連 「日本化学産業」の増産に乗る
ディーゼル車の排ガス不正問題がくすぶる欧州で、ガソリン車とディーゼル車を将来的に販売禁止にする動きが広がっている。まずフランスが先月26日、2040年までに販売禁止にすると表明。同じくイギリスも同時…
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特需発生 米中両大国のZEV規制が「関電工」を押し上げる
スマホなどに使われるリチウムイオン電池に特需が発生していることをご存じだろうか。理由は米国と中国で自動車の排ガス規制が強化されることにある。 米国ではZEV(排ガスゼロ車)規制と呼ばれ、カリ…
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波乗るリチウムイオン関連 「ダブル・スコープ」は青天井
先週からリチウムイオン電池関連株が、にわかに人気化している。電気自動車(EV)メーカーのテスラが、今月から話題の低価格EV「モデル3」の納入を始めることが契機になったようだ。テスラのEV生産台数は今…
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急激な対ユーロ円安が追い風 「セイコーエプソン」跳ねる
対ユーロで急速に円安が進んでいる。昨年6月には1ユーロ=109円台前半をつける場面があったが、足元では130円程度と20円も円安になっている。 円安というと、どうしてもドル円相場を見てしまい…
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沸騰必須の日欧EPA関連 ユーロ安で「サンデン」に追い風
イギリスのEU離脱やトランプ政権の誕生で、つい最近まで「自由貿易=時代遅れ」という論調がまかり通っていた。しかし、トランプ政権は迷走し、フランスの大統領選とイギリスの総選挙の結果、保護主義を唱えた政…
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新興市場大荒れ 安定のオールドエコノミーなら「関電工」
高値の更新が続いていたマザーズ、ジャスダックの両市場が波乱の動きとなっている。東証マザーズ指数は先週末に2.8%安と4月初め以来の大幅な下げとなった。 下落率としては今年3番目の大きさで、日…
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任天堂スイッチブームに乗り 「ホシデン」に残る高騰余力
「ポケモンGO」の世界的な大ヒットからおよそ1年が経過した。今では「ポケモンGO」をやっている人をほとんど見かけなくなったが、任天堂の株価は去年の高値を大きく上回ってきた。新型ゲーム機「スイッチ」が大…
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危ういビットコイン相場 10年来高値「加賀電子」を手堅く
ビットコイン関連株が大相場になっている。 マザーズ上場のリミックスポイントは、子会社がビットコインの両替や決済サービスを始めることを材料に2カ月足らずで株価が7倍以上に暴騰。5年前の安値から…
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業界トップと業務提携 「新晃工業」の脅威の営業利益率
先週取り上げた「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」は、新たな相場テーマとして市場関係者の注目度が徐々に高まっている。このプロジェクトがIoT(モノのインターネット)を劇的に普及させる可能性が高いから…
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無人レジ特需 「オプトエレクトロニクス」が中核を成す
無人店舗の「Amazon Go」や、韓国セブン―イレブンが導入した無人レジなど、コンビニ・流通業界の進歩はすさまじい。こうした時代の先端をいく新型店は人手不足の解消を狙ったものと思われがちだが、実は…
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電気自動車関連 絶好調の「日特エンジニアリング」に注目
日米の政局不安で、株式相場は波乱含みとなっている。トランプ政権のロシアゲート問題は今に始まったことではなく、株価にも相当織り込まれたと言っていい。直近ではトランプ大統領が辞任に追い込まれて、ペンス副…
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中国排ガス規制検討 「西華産業」に一大特需が発生する
西華産業(8061)は三菱系の機械商社で、1961年に東証1部上場。専門商社としては上場第1号である。株式投資のキャリアが長い人であれば、仕手株の印象が非常に強い銘柄かもしれない。というのも、同社は…
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有望分野を抱える「寺崎電気産業」が超割安水準
選挙中の公約を次から次へと反故にしてきたトランプ大統領。しかし、法人税の大幅引き下げを柱とする税制改革だけは是が非でも成し遂げる意向のようだ。 これまでに反故にされた公約は、中国を為替操作国…
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人気化する有機EL関連 「サンワテクノス」割安水準に注目
4月初めから下落基調が続いていた株式相場が、ようやく反発に転じている。円高の影響が大きい日経平均株価の反発は小幅にとどまっているものの、東証2部指数は下げ幅の半分を取り戻した。日経ジャスダック平均、…
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株価急落GW ディフェンシブストックなら急成長の「ゼロ」
ゴールデンウイークが近づくと、例年、なぜか株価が急落しやすくなる。 これは日本だけに限らず、米国や欧州などでも通じる代表的な相場アノマリー、理論では説明できない規則性だ。「5月に売って、どこ…
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米国でATM網拡大の見込み大 「セブン銀行」大化けの予感
セブン&アイ・ホールディングスが米国事業の拡大に本腰を入れ始めた。先週6日、米国の石油販売大手のスノコLPからテキサス州や米東部地域でガソリンスタンドを併設したコンビニエンスストア1108店舗を買収…
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爆買い続く コンドームだけじゃない「オカモト」の魅力
3月期末が通過したことで、投資家の関心は今月下旬から始まる決算発表に移りつつある。業績予想を上方修正する企業も急に増えてきた。 ただ、トランプ政権の迷走により、輸出関連株はどうしても敬遠され…